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マイナ保険証に続いて、マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」が来年から開始する方針が打ち出されました。
マイナンバーカードは、私たちの暮らしにドンドン侵入してきています。
賛否両論あるでしょうが、これだけ入ってきていると、今後撤廃されることはまずないように思われます。
ならば、より良く使いこなしていこうではありませんか。
そこで今回は、マイナンバーカードを使うことでオトクに便利になることを調べてみました。
記載した内容は2024年10月12日現在公表されているものを基にしています。変更されることもありますので、ご利用の際には公式ホームページからご確認ください。
開始は、2025年3月24日からが予定されています。強制されるものではなく、今後の選択肢は次の3つです。
マイナ免許証を取得する
これまでの運転免許証を使う
両方持つ
マイナ免許証が導入されることによって、これまでの運転免許証が使えなくなるわけではありません。
運転免許証を新たに取得したり、有効期限により免許証を更新したりする際に、ご自身で選択できます。
マイナ免許証である場合は400円~500円費用負担が軽減される一方で、従来の免許証をもつ場合は、300円~450円負担が増えることになります。
参照:NHK
現在、結婚や引越しなどにより、指名や住所が変わると、自治体と警察の両方で手続きが必要です。
マイナ免許証になると、自治体だけで変更手続きを済ますことができるようになります。
優良運転者などについては、運転免許センターなどで受けていた免許更新の講習が、オンラインで受けることができるようになる予定です。
取得可能な証明書は、次の証明書です。
(1) お住まいの市区町村で交付されている証明書
住民票の写し
住民票記載事項証明書
印鑑登録証明書④各種税証明書
戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
戸籍の附票の写し
(2) 本籍地の市区町村で交付されている証明書
戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
戸籍の附票の写し
参照:コンビニ交付
証明書の交付手数料は市区町村により異なりますが、筆者の地元ではコンビニ交付を使うと1通につき100円安く取得することができました。
調べてみると、なんと1通10円!という自治体もあります。
住民票の写しや印鑑登録証明書等の書類は常時必要なものではありませんが、期限付きで必須となることが多いです。
役所が空いている時間内に、出かけることが難しいこともあるでしょう。
マイナンバーカードを利用すると、原則的には毎日、6時30分から23時まで、各コンビニのほか、郵便局やキオスク端末、イオン、ドラッグストア・ウエルシアなどから証明書を取得することができます。
利用できる店舗数は全国で約5万6,000店もありますので(2023年9月末現在)、コンビニ交付サイトから検索してみてください。
度々報道されているように、2024年12月2日から、健康保険証は新規発行されなくなります。
保険証の利用登録をしたマイナンバーカード、マイナ保険証で受診すると、従来の保険証よりも初診料が20円、再診料が10円、安くなります。
私たちが実際支払うのは、この金額に加入する保険の負担割合を乗じた額となるため、さほど大きく変わるものではないでしょう。
現在、パスポートの更新(切替申請)については、マイナポータルから申請ができます。
2025年3月24日からは新規申請についても、オンラインでの申請受付が全都道府県で開始され、価格変更されます。
オンライン申請の場合1,900円
書面による申請の場合2,300円
マイナポータルを利用すると100円安くなる一方で、従来の書面申請では300円の値上げされ、400円の差額が生じることになります。
他人の情報に紐付けされないか、情報漏洩がないかなどということは、やはり気になります。
きちんと整備されていくか見守りつつ、オトクに便利に使いこなしていきましょう。
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