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三菱UFJカードは、三井住友カードと並び、特定店舗でのポイントアップを売り物にしたクレジットカードです。
2024年8月1日から、三菱UFJ カードのポイントアップが、量の点で大きく向上しました。
今まで、セブン-イレブン、ローソン、松屋グループ程度で目立たなかったポイントアップ店舗が、一気に増えます。
大きくチャンスの増える今、多少の手間があっても食いついていきたいものです。
解説します。
三菱UFJカードの場合、漫然と使っているとポイントアップが得られないので、その注意点も説明します。
三菱UFJカードはもともと「年会費実質無料」です。
年1回でも利用すれば無料ですが、しまいこんでいると年会費が発生します。
これが2024年8月1日から、永年無料となりました。
7月以前に申し込んだ会員についても、今後永年無料となる予定とのことです。
三菱UFJカードは、最大でポイント15%還元となります。
7月まで「19%」とアピールしていましたが、これは三菱UFJ銀行引落しにすると4%のポイントアップがあったためです。
数字の見た目は下がりましたが、店舗の増えた8月以降のほうが圧倒的に利便性が高くなっています。
よく使うお店があるのなら、このために三菱UFJカードを申し込んでもいいところでしょう。
アメックスブランドに関しては、あまり店舗が増えないのでおすすめしません。
VISA、Mastercard、JCBがおすすめです。
・ セブン-イレブン
・ ローソン
・ コカ・コーラ自販機(カード直接決済は不可)
・ 松屋(松のや、マイカリー食堂)
・ ピザハット(オンライン)
★のついた店舗は、アメックスブランドについては対象外です。
・ くら寿司★
・ スシロー
・ オーケー★
・ オオゼキ★
・ スーパーSANWA★
・ FOOD ONE★
・ スーパー魚長★
・ 生鮮げんき市場(生鮮乃木市場)★
・ 東武ストア
・ ドミー★
・ 肉のハナマサ★
・ JAPAN MEAT★
・ ヤマナカ(frante rosee、Frante)
店舗の種類が劇的に増え、しかも三井住友カードとはバッティングしていません。
特に首都圏のスーパーが増え、家計に大変助かります。
オーケー、オオゼキ、東武ストア、スーパーSANWA、肉のハナマサと一気に増えました。
今までの三菱UFJカードは、筆者にとってはもはや松屋モバイルオーダーをどう使うかというテーマしかありませんでした。
コンビニについては、三井住友カードとバッティングしているからです。
松屋にぶら下がっていたカードが息を吹き返し、重要性が格段にアップしました。
三菱UFJカードをポイントアップ対象店舗で使っても、単純に還元率が上がるとは限りません。
上げるための方法はなかなか複雑です。
特定店舗のポイントアップのために、カード全体の利用額も考慮する必要があります。
「あまり神経質にならずに達成する考え方」もご案内します。
三菱UFJカードで決済すれば基本支払い方は問われません。
券面のタッチ決済、差し込み決済等なんでもいいわけです。
ただ、次の点にご注意ください。
・ Apple Pay(VISA、Mastercardのみ)はQUICPayでの支払いのみ対象
・ Google PayはQUICPayが対象外(ただしポイントアップには関係する)
スマホ決済時代ですが、三菱UFJカードについては基本、カードを持ち歩くのが確実です。
ポイントアップについてはキャンペーンへのエントリーが必要です。
7月までの最大19%還元にエントリーしていた人も、改めてエントリーしましょう。
ポイントアップの計算が1,000円単位なのが、三菱UFJカードの欠点です。
筆者は最近では松屋モバイルオーダーでしか三菱UFJカードを利用していませんでした。
もっとも松屋などなまじ単価が安く、朝食メインのときなど複数回行っても月1,000円使わないこともあるのです。
さらに松屋と松のや、マイカリー食堂の利用額は通算されません。
結果としてポイントアップのない月もあります。
この点、大幅に数の増えたスーパー、回転寿司なら一度行けば千円を超えるので、ポイントが付かないことはないでしょう。
月の合計利用額を1,000円単位で厳密に管理すればより効果的ですが、そこまでする気はありません。
月の購入額が上がっていけば、1,000円未満の端数は気にならなくなるはずです。
松屋グループについては、引き続き頭を悩ませることになりそうです。
ポイントアップ店舗は、誰でも5.5%還元は間違いなく得られます。
この数字は、三菱UFJカードの基礎ポイントである0.5%を含みます。
5.5%還元というのは、一部スーパーで実施している特定の日の5%オフよりも上の数字であり、これで満足してもいいでしょう。
基本部分5.5%については無制限ですが、それ以外のポイントアップについては上限があります。
2万9,000円相当です。
上限の9.5%還元で使ったとしても、決済ベースで30万5,000円強と高めの数字です。
これは3か月間での数字ですが、1か月10万円使っても上限に到達しません。
全額リボ払い設定(楽Pay)または、「分割払い」、「カードローン1万円以上」で5.0%アップとなります。
公式サイトにしばしば「スペシャルポイント」という用語が出てきて混乱しますが、この5.0%アップを指します。
基本の5.5%と併せて10.5%還元です。大変大きな数字です。
リボ払いと聞くと、完全無視を決め込む人も多いでしょう。
ですが三菱UFJニコスのリボ払い「楽Pay」は、初回手数料無料のリボ払いであり、支払日にリボ残高を残さず使っていればリボ手数料は発生しません。
次のとおりに実行すれば、実質1回払いとなります。
・ 毎月の指定金額を、あらかじめ高めに設定する
・ 指定金額の半分を目安に毎月使う
・ 毎月の指定金額を利用額が超えた際は、増額手続きをして、リボ残高が残らないようにする
指定金額(月の支払額)は自分で決めるものですが、これを最大値の10万円にしておいて、月5万円を目安に使っていれば、リボ手数料は発生しません。
前月に続いて利用額が多くなった場合、次回支払額を増額して、全額支払うようにすれば(リボ残高を発生させなければ)、やはりリボ手数料は発生しません。
これは簡単です。
パソコンで明細を見ている方も、スマホアプリでチェックする習慣にすれば0.5%アップとなります。
次のいずれかの利用があると、0.5%アップします。
・ Apple Pay(Mastercard、VISA限定)
・ QUICPay
・ Google Play
・App Store等Appleサービス
この項目については「毎月」という要件が書かれていません。
ポイントアップの数字を判断される、3か月区切りごとに一度あればいいように読めます。
ポイントアップ店舗でQUICPayを使っても還元はないGoogle Payユーザーも、別口でQUICPayを使いましょう。
携帯電話3大キャリアとサブブランドを三菱UFJカード引落しで0.5%アップです。
UQモバイルは対象外です。
電力会社は、地域系電力と、グローバルポイントでんき、auでんきが対象です。
これは三菱UFJカードの利用額全体についてカウントされます。
次のとおりです。
・ 3万円 … 0.5%
・ 5万円 … 1.0%
・ 10万円 … 1.5%
月の利用額ですが、期間内一度達成した額で判断されます。
ポイントアップの基準はカード利用全体で判断され、いっぽうでポイントアップは特定店舗のみです。
リボ払い(または分割払い、カードローン)以降の5項目のうち、4件達成すると1.5%アップです。
こうなると、携帯電話・電気やスマホ決済の0.5%アップも、意外と重要になってくるわけです。
無理しないで4項目達成するためには、このような使い方がいいのではないでしょうか。
・ リボ払い(楽Pay)を設定
・ スーパー等ポイントアップ店舗だけで、月3万円以上使う習慣にする(全体の利用額をアップ)
・ Apple PayまたはQUICPayで三菱UFJカードを定期的に使う
・ 必ずアプリで明細を確認する
これで、7.5%アップです。
最大9.5%アップのところ、これだけ数字を上げられれば十分ではないでしょうか。
基本の5.5%と合計すると、13.0%となります。上限15.0%ですから、これで満足行く数字に思います。
筆者もこの数字を狙います。
さらに上を求める方は、ある月に追加で7万円ほど使えば(どの店舗でもいい)月10万円達成ということで、さらに1.0%アップします。
基本5.5%以外、最大9.5%ポイントアップの判断は、次の期間ごとに実施されます。
・ 2024年8月1日~10月31日(2025年3月請求時にポイント付与)
・ 2024年11月1日~2025年1月31日(2025年6月請求時にポイント付与)
三菱UFJカードの締日は毎月15日のため、基本5.5%の計算とは、時期が異なります。
ポイント付与タイミングはだいぶ先となります。
最後に、今回の三菱UFJカードのサービス改善の影響がどれほど強いものなのかを考えてみます。
キャッシュレス界に、想像以上のインパクトがあるのです。
そして筆者が最近執筆したばかりの記事の多くも、直接的な影響を受けます。
これについては、今回新たに変わった部分ではありません。ご参考まで。
セブン-イレブンとローソンは、三井住友カードと三菱UFJカード、両方でポイントアップがあります。
筆者は三井住友カード(スマホタッチ決済)で10.0%となっています(基本は7.0%)。
三菱UFJカードでは、すでに見た通り13.0%を現実的な数字に設定できます。
しかし、筆者はずっと三井住友カードを使っています。理由は次のとおりです。
・ 三井住友のほうが、ポイント200円単位のためムダがない
・ Androidユーザーのため、三菱UFJカードは基本現物が求められる
三菱UFJカードの、店舗ごと1,000円単位というのがコンビニではネックとなっています。
今後も三井住友メインにすると思います。
スーパー「オーケー」が三菱UFJカードのポイントアップ店舗に加わりました。
これで、オーケーの会員証「オーケークラブ」は仕組みごと崩壊です。
オーケークラブは現金(またははまPay)値引きで3%オフになる仕組みです。
三菱UFJカードで基本5.5%、リボ払いも使って10.5%では、現金払いが安くても出番はありません。
もちろん「オーケークラブ会員証を提示して現金払い」を続ける人は今後も多いでしょうが、その人たちは「現金払いのおかげで得をしている」と勘違いしているわけです。
先日ご紹介したばかりの「はまPay」利用も同様です。
筆者は近隣にオーケーとオオゼキがあります。
極端なことをいうと、この2店だけ行っていればいいことになります。
たまに足を延ばした先にも、スーパーSANWAや東武ストア、肉のハナマサがあります。
8の日にセブンカード・プラスで5%オフのイトーヨーカドー、よくポイントアップクーポンをくれる東急ストアなど、今後利用が大幅に減りそうです。
日曜日のマルエツは、Scan&Goで6%還元(WAON POINT + Vポイント)なので、かろうじて今後も利用すると思います。
筆者は大型還元を探し、東京都区内と神奈川にしばしば出向きます。
7月も練馬区にたびたび出かけました(PayPay20%還元)。
8月はいたばしPayで板橋区最大20%還元があり、出かける準備をしていました。
しかし近所で13.0%になるのなら、交通費と手間を掛けて20.0%というのは、さしてありがたみがありません。
板橋区にもオーケーや東武ストアがあり、大企業であるこれらスーパーも8月はいたばしPayで5%還元となります。
しかし、三菱UFJカードで買い物すべきでしょう。
せっかくの地域Payも、思わぬところに障害がありました。
家族揃って大好きなくら寿司、スシローは、さまざまなキャッシュレス決済でキャンペーンをよく実施しています。
中には20%程度の還元もあります。
しかし、三菱UFJカードで最大15%還元であれば、キャンペーンを調べる必要もなくなるのではないでしょうか。
いつものこれで支払えばいいわけです。
少々使いにくいところも否めないのですが、それでも使える店舗が増えた以上、三菱UFJカードを使いこなしていきましょう
特にスーパーに着目です。
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