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現在、みずほ銀行口座を有していない筆者ですが、2024年5月31日まで口座を作ると5,000円、その他、アプリやクレジットカード、J-Coin Pay等金融サービスの申込みで、合計最大1万8,000円もらえます。
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さらに7月9日までのキャンペーンがあります。
みずほWalletにJ-Coin Payを連携すると、新規の場合さらに6,000円(J-Coin Payでの決済の30%還元。税金等の支払いもOK)もらえます。
筆者も検討しましたが、ただキャンペーンの一部(1,500円)である、みずほ系クレジットカードの性能が気になります。
特典の額が、カード作成にしては少額な点はさておき、その性能はどうでしょう。
三井住友カードや三菱UFJカードという他のメガバンク系カードと比べたときの性能が気になり、実際に調べてみることにしました。
参照:新生活応援キャンペーン みずほWallet リニューアル×J-Coin Pay ボーナス還元祭 コラボレーションキャンペーン
スマホタッチ決済でコンビニ、多くの飲食店で7.0%以上還元となる三井住友カードは、いまやクレジットカード業界を席巻しています。
三菱UFJカードも(ちょっと使いづらいのは否めない)松屋など特定店舗でのポイントアップを図り対抗しています。
JCBカードも出自は都市銀行ですが、こちらもポイントアップ店舗が増えています。
引落口座を自由に選べるこれらのカード以外、銀行系カードには見るべき性能がありません。
地銀系は大昔のサービス水準です。そして、メガバンクの一角、りそな銀行のカードも同様です。
目に見えるメリットは、銀行のATM手数料が無料になる程度です。
あまり評判を目にしないみずほ系カードも、その水準ではないかと予想したわけです。
みずほ銀行には、みずほの名を冠したクレジットカード会社はありません。
約半分の株式を有するオリコと、かつて包括業務提携していたセゾンで、みずほ銀行キャッシュカード一体型クレジットカードを発行しています。
引落し口座は、みずほ銀行に限ります。
キャッシュカード一体型を選ぶかどうかは任意です。
クレジットカード「みずほマイレージクラブカード」のラインナップを確認します。
提携しているクレジットカード会社2社とも、あまりいい状況にはありません。
利用でためたポイント(オリコポイント、永久不滅ポイント)を共通ポイント等に交換する際の交換率が、大部分の交換先との間で低下したためです。
JCBや三菱UFJにも同じ状況は見られ、この2社だけの問題ではありません。
ただ、特に等価交換ののきなみ消えたオリコは極端です。
オリコは困ったことに、「還元率1.0%」という看板だけ生きています。
還元率1.0%でも、ポイントの等価交換先がなければ、実質0.8%程度になるわけです。
みずほのクレジットカードのポイントプログラムが本体と違う独自内容なら関係ない話なのですが、あいにく同じものです。
「みずほマイレージクラブカード」は以下6種類です。
・THE POINT(オリコ発行)
・UC・セゾン「ANA」
・UC・セゾン「Suica」
・UC・セゾン「AMERICAN EXPRESS」
・UC・セゾン「一般」
・UC・セゾン「ゴールド」※年会費1万1,000円
ポイント還元率は、オリコのTHE POINTは1.0%、UC・セゾンは0.5%です。
どちらも共通ポイント等へのポイント交換率が低くなってきているため、数字を鵜呑みにはできません。
オリコのTHE POINTはオリコポイントがたまります。有効期限1年と短いポイントなので、交換がより重要です。
UC・セゾンは永久不滅ポイントがたまります。文字通り失効しません。
みずほマイレージクラブカード、各ラインナップの性能を見ていきます。
やや辛口気味に始めましたが、ひと目見て地銀系・りそな等、大部分の銀行系カードよりはいい性能なのがわかります。
銀行系の大部分は初年度を除きほぼ年会費有料であり、無料にするためにはおおむね年間10万円以上の額を使う必要があります。
そして還元率は0.5%(交換率が低いため実質0.4%程度)で、ポイント有効期限は2年程度です。
みずほのTHE POINTは、オリコ本体のOrico Card THE POINTと異なりVISAブランドがあるのが貴重です。
オリコのカードでVISAブランドは、還元率0.5%程度の古いタイプばかりになってしまいました。
Orico Card THE POINTを、つい先日まで筆者は高く評価していました。
ポイント付与の例外が少なく、モバイルSuicaやau PAY等へのチャージにも優れています。
交換率の低下により、1.0%という数字を支える根幹がなくなりました。
現在でも、
電子マネーWAONポイント
ファミペイ
J-Coinボーナス
こちらは等価です。
みずほのTHE POINTもポイントプログラムが同一のため、同じ問題を抱えています。
オリコ本体ユーザーより、みずほユーザーのほうが、「J-Coin」になじみが深いと思われます。
みずほのほうが、若干等価で使える切り札が多そうです。
VISAも選べるTHE POINTですが、Mastercardをおすすめします。JAL Pay、au PAY等へのチャージルートがあるためです。
ANA提携のカードについては、ANAマイルへのポイント交換率と交換単位が優遇されています。
「100ポイント」(500円相当)を350マイルにできます。
マイル交換率0.7%というのは、他のセゾンカードの0.6%より高く、年会費無料のカードとしては大変優秀です。
もっともマイル還元率としては0.35%なので、驚くほどではありません。
ANAマイルをためるサブカードとしては活用できそうです。
国際ブランドはMastercardです。
Suica一体型のカードです。
永久不滅ポイントを1ポイント=1円でSuicaに交換できます。
オートチャージも可能です。
ただこのカードに限りませんが、Suicaはモバイルで使う時代です。
モバイルSuicaについては、JR東日本のビューカードでチャージすると還元率1.5%です。
0.5%のこのカード、数字では到底叶いません。
「一般」は、VISA、Mastercard、JCBと3種類から選べます。
みずほのクレジットカードでJCBが選べるのはこれだけです。
アメックスともども無料ですが、アメックスのみ海外旅行傷害保険付帯です。
もっとも、海外での治療費100万円までの低補償であり、これ1枚で海外に行って安心できる内容ではありません。
この一般カードおよびアメックスについては、年会費無料という以上のメリットは特に感じられません。
このカードに限りませんが、ゴールドカードは年会費無料の時代に入っています。
無料のゴールドのほうが還元率が高い傾向にあります。
みずほのゴールドにも当てはまります。
海外旅行傷害保険が利用付帯(事前の旅行代金決済が必要)で、海外での治療費200万円までという、平凡な内容です。
この程度のサービスで、入会条件が25歳以上年収500万円ということで、時代錯誤なカードです。
みずほ銀行のクレジットカードは、カード単体で評価を完結できません。みずほ銀行でのメリットを見てみます。
なお特典を受けるには、インターネットバンキングの「みずほダイレクト」利用が前提となっています。
みずほマイレージクラブカードを作って、「年間100万円利用」すると、こうなります。
・コンビニ(イーネット)ATM手数料月3回無料
・他行振込手数料月3回無料
・みずほ銀行、イオン銀行ATM時間外手数料無料
年間100万円も使わせる割には、無料となるコンビニATMはイーネットとイオン銀行だけなのは物足りない気がします。
筆者の持っている三井住友Oliveゴールドも銀行一体型ですが、年間100万円使えばクレジットカードの還元率が1.5%となります(ボーナスポイント1万)。
毎月カード利用があると、Aステージとなります。
オリコのTHE POINTについては、月3,000円という条件があります。
・コンビニ(イーネット)ATM手数料月2回無料
・みずほ銀行、イオン銀行ATM時間外手数料無料
Sステージと違い、振込無料の特典はありません。
三井住友Oliveなら、カード利用金額に関係なく月3回無料です。
この点物足りないものです。
ただ自己の他行口座への資金移動なら、現在はことら送金やエアウォレット等便利なアイテムがあるのでそちらで対応すればいいでしょう。
みずほ銀行のクレジットカード、みずほマイレージクラブカードの性能を確認しました。
調べた結果として、クレジットカードはやめました。
それ以外は魅力的なので、みずほマイレージクラブカードをスルーし、みずほ銀行口座の申込みをしました。
お得なキャンペーンが開催されたときは、自身のチェックポイントにあてはめて申し込んでみてください。
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