【株主優待】セブン&アイ・ホールディングス初年度は年2回も 購入はいつまでか、有効期限のない優待に注目
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セブン-イレブン、イトーヨーカドーを運営するセブン&アイ・ホールディングスが「株主優待新設」を発表。

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この株主優待では、おつりが出て有効期限のない商品券を選べます

初年度の変則的なスケジュールをまとめ、株主優待をもらうにはいつまでに買わなくてはいけないか、配当金の推移、株主優待の魅力についてもまとめました。

2024年8月までに買いましょう

「株主優待新設」を発表したセブン&アイ・ホールディングス <3382>

「株主優待新設」を発表

≪画像元:日経会社情報

セブン&アイ・ホールディングス <3382>が、「株主優待新設」を4月上旬に発表しました。

「株主優待新設」

・ 保有株式数や継続保有期間に応じてセブン&アイ共通商品券か寄付を選べる内容

100株以上 … 継続保有期間3年未満2,000円分、継続保有期間3年以上2,500円

400株以上 … 継続保有期間3年未満2,500円、継続保有期間3年以上3,000円

700株以上 … 継続保有期間3年未満3,000円、継続保有期間3年以上3,500円

初年度は〇月までに買っておきたい

株主優待制度の概要

≪画像元:日経会社情報

少しややこしいのは、権利月が初回は「2024年8月」となっていて、2回目以降は「毎年2月末日」である点です。

つまり、2024年8月までに買うことで

1回目の優待権利 … 2024年8月

2回目の優待権利 … 2025年2月

3回目の優待権利 … 2026年2月

と株主優待をもらえます。

初年度は特別で、2024年8月、2025年2月といったように「半年に1度」、株主優待の権利獲得ができるわけです。

便利なセブン&アイ共通商品券

日本全国のセブン&アイグループ各店で使えます

≪画像元:セブン&アイ

株主優待で選べるセブン&アイ共通商品券は、日本全国のセブン&アイグループ各店で使えます。

利用できる店舗は…

イトーヨーカドー、ヨークベニマル、セブン-イレブン、デニーズ、イトーヨーカドー専門店、アカチャンホンポ、ロフト、アインズ&トルペなど

イトーヨーカドーだけでなく、意外かもしれませんが、コンビニエンスストアのセブン-イレブン、ファミレスのデニーズ、生活雑貨を販売するロフト、ドラッグストアのアインズ&トルペといった店舗でも使えます。

≪画像元:セブン&アイ

そして、セブン&アイ共通商品券は「おつりが出る」こと、「有効期限はない」ことに注目です。

株主優待で気になるのは、自社商品券をもらっても有効期限までに使い切ることが難しそうといったことですが、スーパーからコンビニまで使える店舗が多く、しかもおつりが出て有効期限がないことから、“おつりがある時には現金でもらう”ことも、“使わずにためておく”こともできる点が魅力です。

セブン&アイ・ホールディングス <3382>の株価を確認

株価を確認

≪画像元:Yahoo! ファイナンス

セブン&アイ・ホールディングス <3382>の株価ですが、2024年5月2日の終値では、

株価 … 2,027.5円

1株配当 … 40円

配当利回り … 1.97%

単元100株での優待+配当利回りを計算すると、初年度は2回分商品券がもらえるわけなので3.94%

※継続保有期間3年未満2,000円分で計算

9月以降に買う場合、年1回の株主優待がもらえるなら単元100株での優待+配当利回りは2.95%です。

※最低購入価格・配当利回りは2024年5月2日終値

※特定の金融商品の売買の推奨を目的としたものではありません。

※購入手数料は含まれていません。

セブン&アイ・ホールディングスの配当金推移

配当金推移

≪画像元:セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスの配当金推移は、基本的に右肩上がりです。

中長期保有をする時に確認しておきたいのは毎年もらえる配当金ですが、2009年の0.1円の減配を除き、ゆるやかに配当金は上昇していることがわかります。

途中、記念配当もありました。

業績予想

≪画像元:セブン&アイ・ホールディングス

業績予想を見てみたところ、営業収益は前期と比較して98%と微減ですが、営業収益は微増。

EPSは132%でした。

株主優待新設で「初年度は年2回株主優待」がもらえるセブン&アイ・ホールディングスに注目

セブン&アイ・ホールディングスの株主優待の新設が発表され、初年度は2024年8月と2025年の2月の2回がもらえ、配当+優待利回りは3.94%に。

株主優待の商品券は、有効期限がなくおつりが出るため、「株主優待は期限までに急いで使わないといけなくて大変そう…」と思っている人にも興味を持ってもらえるはずです。

「有効期限のない」株主優待の魅力

株主優待は額面そのままが受け取れるため、特定口座の場合と比べて税金が20.315%引かれてしまう配当金と比べても魅力があります。

株主優待の中には、ほかにも「有効期限のない」ものがあります。

QUOカード

セブン-イレブン、ローソンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアや全国の書店などで使えるプリペイドカード。

おこめ券

1枚あたり440円として使える商品券で、おこめ以外にもスーパーやドラッグストアで食品や日用品を買う時に使える店舗がある。

ジェフグルメカード

1枚あたり500円の商品券で、提携飲食店で使える。おつりが出る

・ ギフトカード

・ 自社商品券

・ ポイント

自社商品券でも有効期限のない株主優待はあります。

たとえば、

オートバックス <9832>の商品券

イオンモール <8905>のイオンギフトカード

ポイントでは、モスフードサービス <8153>の商品券をポイント追加することでMOSポイントの有効期限(ポイント最終付与日を起算日として1年)を伸ばして使えるなどのテクニックもあります。

「有効期限のない」株主優待は、焦らず使えるのでおススメです。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【株主優待】セブン&アイ・ホールディングス初年度は年2回も 購入はいつまでか、有効期限のない優待に注目