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筆者はメルカリの発送方法のうち、ポストに投函するだけでOKと手軽な「ゆうパケットポスト」をよく利用します。
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少し前に導入された「ゆうパケットポストmini」は、現在でも専用梱包材が入手困難なほど、メルカリ出品者には人気の発送方法です。
そんなゆうパケットポストにて、先日ちょっとしたトラブルが発生しました。
今回はトラブルの内容とともに、トラブルを回避する方法をご紹介していきましょう。
先日、発送方法を「ゆうゆうメルカリ便」で設定した商品が売れたときのことです。
購入後、購入者から
「配送日指定ができる発送方法ならこの日に、できないなら大丈夫」
というようなメッセージが来ました。
売れた商品はやや厚みがあるものでしたが、ゆうパケットポストの規定範囲内でした。
そのため、今回は配送日指定ができない、ゆうパケットポストで発送することにしたのです。
しかし、商品が購入者のもとへ到着し、評価が済んだあとに、購入者からメッセージが届きました。
評価は「良かった」だったのですが、別途送られて来たメールには、ざっくりと以下のようなクレームが書かれていたのです。
郵便受けではなく郵便局員から手渡しだった
厚みを測ったら3cmを超えていた
3cm超えたら普通はゆうパケットで送るもの
評価には問題なかったものの、正直気持ちの良い取引だったとは言えません。
また、ゆうパケットポストの専用箱は厚み3cm以内との規定がありますが、専用シールを使うゆうパケットポストは「郵便ポストに投函可能なサイズ」というのがサイズ規定です。
郵便ポストの投函口は3cmを超えているため、「3cm超えたら普通はゆうパケットで送るもの」というのは購入者側が設定したルールではないかと思います。
今回クレームが出てしまったのは、おそらく
「ゆうパケットポスト=自宅のポストに投函されるもの」
と購入者側が考えていたからでしょう。
ゆうパケットポストは発送側が窓口やレジに並ぶ手間を省けることをメリットとした発送方法であり、「郵便ポストから自宅の郵便ポストへ配達すること」をメリットとはしていません。
基本的には自宅の郵便ポストへ配達ですが、自宅のポストに入らない場合は手渡しとなります。
郵便ポストと自宅ポストの投函口は必ずしもイコールではないですから、手渡しの可能性があるのは自然なことでしょう。
しかし、購入者が必ず自宅のポストに届くと思っていると、配達員による手渡しだった場合にクレームへとつながるのです。
今回の場合はおそらく、家を空けることが多く不在による持ち戻りを防ぎたかったため、「配送日指定ができる発送方法ならこの日に、できないなら大丈夫」
というメッセージを購入後に送ってきたのでしょう。
運良く購入者が在宅のときに配達されたので「残念だった」評価にはなりませんでしたが、もし不在時に配達されていたら、残念だった評価になっていたかもしれません。
筆者はこれまで、ゆうパケットポストやネコポスなど、基本はポストへ配達でも場合によっては配達員による手渡しの可能性がある発送方法を利用する際、特に受け取り方法に関しては気にしていませんでした。
しかし、「必ず自宅ポストに届く」と思っている購入者がいる可能性があるとわかったため、場合によっては対処をする必要があると思いました。
その対処とは、
受け取り日時の指定に関して要望をいただいたときは、
基本はポストへ配達であるが、
「場合によっては配達員による手渡しの可能性もあること」を事前に伝えておくことです。
そこで「手渡しだと困る」と言われたら、
「配送料がアップしますが、一度取引をキャンセルいただき、日時指定ができる発送方法に変更しますか?」
と交渉します。
この方法なら、自宅ポストに投函されなかったことが原因で、評価に悪影響を及ぼすリスクを回避できるでしょう。
メルカリにはいろいろなトラブルがありますが、「ちょっとした気遣い」でトラブルは回避できます。
今回のプチトラブルは改めてそう感じられる出来事でした。
ネコポスやゆうパケットポストを利用する際には、ぜひみなさんも参考にしてください。
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