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楽天証券で「クレカ積立」の上限が月10万円になったことは朗報でした。
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筆者はポイ活主婦でもあり、さっそく楽天証券でクレカ積立設定を変更。
そして今回をきっかけに、通常カードからゴールドカードに変更した理由もお話します。
≪画像元:楽天証券≫
新NISAのつみたて投資枠は月10万円が上限でしたが、証券会社では月5万円を上限にしていることが多く、楽天証券をはじめ、SBI証券やマネックス証券でも「クレカ積立」は月5万円上限でした。
これは投資家保護のため、積立日と引落日が1か月以内10万円を超えることを防ぐ意味で設定されていた内容でしたが、3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令が変わり、月10万円のクレカ積立ができるようになりました。
これまで5万円を積み立てていた人が10万円にする設定を紹介します。
≪執筆者撮影≫
楽天証券にログインし、「投資信託」を選択
≪執筆者撮影≫
「積立設定一覧」を選択
≪執筆者撮影≫
楽天カードクレジット決済をしている投資信託積立設定の「変更」を選択して5万円を10万円にすれば完了です。
この10万円のクレカ積立はNISA枠じゃなくてもよく、筆者の場合は新NISAのつみたて投資枠は楽天キャッシュを充てていることもあり、特定口座で積立しています。
新規で積立設定をする人向けの方法も順を追っていけば、そこまで難しくはありません。
≪画像元:楽天証券≫
投資信託 → 「積立設定」 → ファンド名で検索 → ファンドの右上「積立設定」 → 金額を入力 → 引落方法で「楽天カードクレジット決済」を選ぶ
この場合も、NISA枠のほか、特定口座や一般口座でも積立できます。
≪画像元:楽天証券≫
今回、楽天証券ではカードの種類によってつくポイントが違います。
・ 楽天カード … 0.5%のポイント
・ 楽天ゴールドカード … 0.75%のポイント
・ 楽天プレミアムカード … 1.0%のポイント
※代行手数料年率税込0.4%以上であればすべて1.0%の付与
「投信残高ポイントプログラム」の楽天・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬を含む管理費用は0.077%、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの管理費用は0.0561%なので、代行手数料(投資信託の信託報酬のうち販売会社に支払われる手数料)は年率税込0.4%未満とわかります。
そして、当然ですが、毎月5万円積み立てている時より、毎月10万円積み立てた方がもらえるポイントは多くなります。
・ 楽天カード … 250ポイント/月、3,000ポイント/年
・ 楽天ゴールドカード … 375ポイント/月、4,500ポイント/年
・ 楽天プレミアムカード … 500ポイント/月、6,000ポイント/年
・ 楽天カード … 500ポイント/月、6,000ポイント/年
・ 楽天ゴールドカード … 750ポイント/月、9,000ポイント/年
・ 楽天プレミアムカード … 1,000ポイント/月、1万2,000ポイント/年
投資信託買付金額が増えるわけなので、もらえるポイントも多くなります。
≪画像元:楽天証券≫
ここで問題があり、楽天カードは年会費無料ですが、楽天ゴールドカードだと2,200円、楽天プレミアムカードだと1万1,000円のクレジットカード年会費がかかってしまいます。
ただ、毎月10万円の投資信託積立をするなら、楽天カードは6,000ポイント/年、楽天ゴールドカード9,000/年となり、差額は3,000ポイントもあります。
年会費を払っても、楽天カードから楽天ゴールドカードに変えるメリットは大きいといえます。
ポイ活主婦の筆者は、通常の楽天カードだったのですが、この機会にポイントが多くつく楽天ゴールドカードにアップグレードしました。その理由があります。
≪画像元:楽天カード≫
楽天ゴールドカード新規入会・利用すると5,000ポイントがもらえ、楽天ゴールドカードに切り替えても2,000ポイントがもらえます。
≪画像元:楽天証券≫
筆者の場合は、すでに楽天カードを持っていたため、ゴールドカードに切り替えで2,000ポイントとなり、新規入会よりかは少額ではあるものの、それでも、年会費2,200円分のうち、2,000ポイントが還元されるなら変更した方がよいと思いました。
≪画像元:楽天証券≫
現在、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードで投資信託を積立すると、「最大10万ポイントが当たるキャンペーン」を4月末まで実施しています。
・ キャンペーンページからエントリーをしておきましょう。
カード作成期間は4月30日23時59分まで。
NISA口座で楽天カードクレジット決済による合計5,000円以上の投資信託積立約定でキャンペーン参加できます。
このキャンペーンは通常の楽天カードは対象外で、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード保有者が対象です。
1等は10万ポイント、2等は1,000ポイント、3等は500ポイントもらえます。≪執筆者撮影≫
楽天市場のお買物や、投資信託の買付などでついた楽天ポイント(通常)は、できるだけNISAの成長投資枠に移すようにしていて、ここ1か月を調べてみると5,411ポイントを使って投資信託を買えていたことがわかりました。
現金以外にポイントで投資できると資産を増やすのにも加速がつくのではと考えていて、少額かもしれませんが1ポイント1円として使い、時間軸を味方につけて投資信託残高を「少しでも増やす」ことができたらよいと思っています。
投資信託の積立を「クレカ積立」にするだけで、自動的にポイントがたまっていくためポイ活としても効率的で、たまったポイントでさらに投資信託を買付できたら少額ではあるものの着実に資産が増えていきます。
年会費がかかるゴールドカードですが、1年でたまるポイント数を比較しても楽天ゴールドカードにする意味はあると思った筆者。
切り替えキャンペーン、最大10万ポイントが当たるキャンペーンもあり、楽天経済圏の人は注目です。
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