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YouTubeチャンネルの売却は、現状だと違法ではありません。
登録者を買うのは違法です。
実際に利用規約を見てみると、チャンネル売買に関する禁止事項は見当たらないでしょう。
むしろ所有権譲渡のリクエストに関するヘルプを発見できます。
アセット所有権の情報が正確である場合、所有権の競合が発生しているコンテンツ所有者に対して所有権の譲渡をリクエストできます。引用:YouTubeヘルプ
実際に所有権を譲渡する際、公式ページの内容に沿って譲渡が可能です。
ただ公式として、売買を推奨している項目も見当たりません。今後売買が禁止される可能性もあります。
実際に売却する方法は、M&Aプラットフォームを利用するのがもっともスムーズです。
やや中級以上向けの内容となるため、詳細はご自身で検索して調べてみてください。
すぐ見つかりますが、内容が分からなければ売買はハードルが高いです。
気になる条件があれば実際に交渉を開始し、成約に至れば譲渡手順を開始します。
YouTubeチャンネルには、個人名義で作ったチャンネルのほか、複数のアカウントが参入できる「ブランドアカウント」というものがあります。
ブランドアカウントに移行
↓
譲渡先のアカウントを招待
↓
アカウント権限を移行
といった流れです。
アカウントの権限譲渡は7日間の待機時間がかかるので注意してください。
筆者が今回販売したチャンネルは、特定防止のためにぼかしますが「都市伝説系」のチャンネルです。
まだ収益化したばかりなので、1日数千円の収益しかありません。
月収1~3万円
台本外注費1本3,000円
編集外注費1本2,000円
今後も伸びる見込みがあり、外注費もあまりかからず発注できるノウハウ(作業量が相場より下回るので安く発注できる)がありました。
上記の条件だと利益はトントンくらいですが、今後の伸びを考えると十分に期待できるものです。
しかも外注さんも引き継ぎ可能。
最初は50万円で提示したものの、最終的には30万円で売却する運びとなりました。
走り出しから収益化まで筆者ひとりで行い、収益化後に外注を始めたので実質25万円ほどの利益です。
売却して終わりではなく、この利益を持ってほかのチャンネルを購入すると、もっと規模感のあるチャンネル運営が一瞬にして可能です。
筆者がおすすめする中で、YouTubeチャンネルを売却しようと考える方は多くありません。
思い入れのあるチャンネルとして、属人性が高いチャンネルを運営してしまうからです。
そのためインフルエンサーのように生活を切り売りするのではなく、ビジネスとして稼いでいきたい!という方は「誰でも運営できる」点に着目しましょう。
属人性が高くなければ、売却後も買い取り先が運営しやすくなります。よくあるゆっくりボイスを使ったチャンネルや、ほかにも音声読み上げソフトを使ったチャンネルは非常に多いです。
意外と自分で立ち上げたチャンネルを伸ばすよりも、すでに伸びてきているチャンネルを購入したほうが収益の加速力が高め。
もちろん自身のチャンネルを伸ばして得た収益で、新たに買い足すのも手です。
誰でも運営できるノウハウを構築できれば、そのノウハウを販売することもできるでしょう。
「誰でも運営できる」という点をぜひ考えて、YouTubeチャンネル運営を始めて見てください。
筆者は最終的に自分が運営せずとも、外注で回るチャンネルを作りたいと思って運営し始めました。
途中からYouTubeチャンネルを購入する手段があることに気づき、経験として売却したのがキッカケです。
やや中級者以上向けの内容となりますが、興味がある方はぜひYouTubeチャンネル開設から始めてみてください。