- 週間ランキング
増やしたい・大きくしたいという願いが叶うとされる吉日
最初は小さな一粒の籾であっても、それが成長して万倍にも実り、いつか大きく立派な稲穂に育つことを意味する吉日「一粒万倍日」。
何かを「増やしたい」「大きくしたい」という願いがあるときに運気が良いとされる日です。
一粒万倍日は1ヶ月に4~6回程度訪れる比較的数の多い吉日であることから、寅の日や巳の日/己巳の日といった他の吉日と重なることも多く、ダブルやトリプルの相乗効果で運気がパワーアップするといわれています。
それとは反対に不成就日などの凶日と重なってしまうと、一粒万倍日の効果が大きくパワーダウンしてしまうので気をつけておきましょう。
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・起業や開業
・引っ越しや移転
・結婚
・納車
・種まき
・借金
・ローンの契約
・人から物を借りる
一粒万倍日は自分にとって都合の良いことだけではなく、都合の悪いことも増やしてしまう可能性があります。
「苦労の種を増やす」という一面もあることから、借金やローン契約、人から物を借りるといったことは避けた方がいいでしょう。
金運招来日の別名でも知られる吉日
黄金色の体をもつトラは金運の象徴とされ、寅の日は「金運招来日」という別名があるほど金運・財運に吉とされる日です。
トラは「一瞬で千里を往って、千里を還る」と伝えられていることから、「出ていったものがすぐに戻ってくる=出したお金がすぐに戻ってくる」という縁起の良い日としても知られています。
また、旅行や漁の出発を寅の日にすると、無事に戻って来られるともいわれています。
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・買い物
・旅行
・初漁
前述したように、寅の日には「すぐに戻ってくる」という力があることから、
結婚:すぐに実家に戻ってくる=離婚
葬儀:亡くなった人がすぐに戻ってきてしまう=成仏できない
とされ、この2つは寅の日に向かないといわれています。
ヘビが弁財天に願い事を届けてくれる吉日
金運・財運、芸事の神様として知られる弁財天。
その弁財天の化身や遣いといわれるヘビに願い事をすると、弁財天に届けてもらえるとされるのが巳の日/己巳の日です。
巳の日は12日に一度訪れますが、60日に一度しか巡って来ない己巳の日はさらに縁起が良い日とされ、弁財天を祀る神社などでは祭礼や縁日が行われます。
巳の日や己巳の日に銭洗い弁天や銭洗い池、銭洗い所などでお金を洗い、そのお金を財布に入れておくと金運・財運に恵まれると伝えられています。
・銭洗い弁天、銭洗い池、銭洗い所などの銭洗い
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・起業や開業
・芸事始め
・お見合いや結納、入籍、結婚式
・男女一緒の参拝
弁財天は嫉妬深い神様としても有名。巳の日や己巳の日にお見合いや結婚に関することを行ったり、男女一緒の参拝をしたりすると弁財天を怒らせてしまうといわれているので要気を付けましょう。
あらゆることが成就しない最悪の凶日
何ごとも成就しないといわれる凶日「不成就日」。
金運・財運に関することはもちろん、引っ越しや移転、起業や開業、入籍や結婚式、買い物や旅行など、あらゆることが凶とされる最悪の日です。
また一粒万倍日や寅の日、巳の日/己巳の日といった吉日と重なると、その運気をパワーダウンさせてしまうことから最強の凶日ともいわれています。
どうしても吉日ばかりに目が向きがちですが、凶日のチェックも忘れないように気を付けましょう。
すべてのことが吉とされる最高の吉日
「すべての神が天に昇り、天が万物を赦す日」とされ、何をするにも「万(よろづ)よし」と伝えられる「天赦日」。
金運・財運に関することはもちろんですが、起業や開業、引っ越しや移転、旅行や買い物、入籍や結婚式などなど、ありとあらゆることがすべて吉とされる最高の吉日です。
1年に5~6回しか訪れない非常に貴重な吉日であることから、芸能人やスポーツ選手などの有名人がこの日を選んで入籍することでも知られています。
2日(土):一粒万倍日
3日(日):寅の日
6日(水):己巳の日
7日(木):不成就日
10日(日):一粒万倍日
11日(月):不成就日
15日(金):一粒万倍日 寅の日 天赦日
18日(月):巳の日
19日(火):不成就日
22日(金):一粒万倍日
27日(水):一粒万倍日 寅の日 不成就日
30日(土):巳の日
2024年3月の注目の日は、なんといっても15日(金)の一粒万倍日・寅の日・天赦日が重なるトリプル吉日!
一粒万倍日と寅の日が重なっているだけでもラッキーなのに、そこに最強の吉日である天赦日まで加わり、もうこの日は無敵!
今年1年の中で、最高最強な一日といっていいでしょう。
次に注目したいのは6日(水)の己巳の日。
60日に一度しか訪れない己巳の日も、金運・財運などの運気が非常に強い日です。
銭洗い弁天や銭洗い池、銭洗い所などへ行ってお金を洗い、財布の中に入れておくと金運に恵まれるといわれています。
一方でちょっと残念な日が27日(水)。
一粒万倍日と寅の日が重なっているものの、不成就日まで加わってしまっているので、この日の運気はプラスマイナスゼロといったレベル。
吉日だけでなく、凶日が重なっていないかどうかの確認も忘れないようにしましょう。
全国二千社を数える水神の総本宮「貴船神社」。
創建の年代は不明とされていますが、約1,300年前の白鳳六年にはすでに社殿造替の記録が残されていることから、日本でも指折りの古社に数えられています。
奥宮の本殿の下には、日本三大龍穴のひとつとされる巨大な龍穴があるといわれており、大きな運気を得られるパワースポットとしても有名です。
本宮社殿の前の石垣から溢れ出る御神水は貴船山の湧き水で、霊泉におみくじを浮かべると、その文字が浮かび上がってくる「水占みくじ」も人気となっています。
所在地:京都府京都市左京区鞍馬貴船寺180
御祭神:高龗神、伊弉諾尊の御子神、磐長姫命など
ご利益:運気隆昌、縁結び、諸願成就
参照:貴船神社公式サイト
連理の杉、夫婦杉などと呼ばれる樹齢600年以上の巨大な杉の木。神社の背後の渓谷には龍神が住むといわれる妙吉祥龍穴があり、厳かな雰囲気が漂う「室生龍穴神社」。
こちらも日本三大龍穴に数えられ、実際に龍穴を目にすることができるのはここだけとなっており、水の神である龍神を祀る雨乞いの神として知られています。
徒歩で10分程度のところには「女人高野 室生寺」があり、五重塔や金堂などの国宝や重要文化財指定の仏像なども数多く安置されています。
所在地:奈良県宇陀市室生1297
御祭神:高龗神
ご利益:雨乞い、縁結び
島そのものが御神体とされる琵琶湖の竹生島にある「都久夫須麻神社」は、日本三大弁才天のひとつ。
国宝の本殿は豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の束力使殿を移転したもので(残念ながら内部は非公開)、襖や柱、欄干には桃山美術を、襖絵や天井画は狩野光信の筆と伝えられています。
素焼きの小皿(かわらけ)に願い事を書き、神社の拝所から岩場に立つ鳥居に向かって投げ、そのかわらけが鳥居をくぐれば龍神様が願いを叶えてくれる「かわらけ投げ」でも有名です。
所在地:滋賀県長浜市早崎町竹生島
御祭神:市杵島姫命、宇賀福神、龍神、浅井比売命
ご利益:金運財運、商売繁盛、五穀豊穣、水難守護、技芸上達など
参照:琵琶湖汽船
一粒万倍日と寅の日、そしてすべてのことが吉とされる天赦日が重なるトリプル吉日は、なかなか巡って来ない最高の組み合わせの日です。
この日を逃してしまわないよう、あらかじめスケジュールを調整して、しっかり運気を取り込んで活かせるようにしておきましょう。