- 週間ランキング
三菱UFJカードの最大の売りはコンビニ、松屋、ピザハット等特約店での5.5%(リボ設定で10.5%)還元ですが、店舗の数が少ないため、三井住友カードのスマホタッチ決済に水をあけられています。
エアコンVS石油ファンヒーター それぞれ1か月間使ったコストと満足度を比較
利用者にとっては物足りなさを感じます。
今回、特約店は増えませんが、還元率が上がります。
セブン-イレブンやローソンのヘビーユーザーにはチャンスでしょう。
解約しようかと考えていた筆者も、もう少し使ってみたいと思います。
もともと三菱UFJカードの特約店での還元率は、2023年7月までは10.0%でした。
この数字が継続されるかもという期待もあったのですが、上乗せ4.5%は終了し、現在は本来の5.5%に戻っています。
リボ払い「楽Pay」の設定を追加すると、10.5%です。
7か月経って形を変え、復活したという印象です。
ただし19.0%(リボ払い楽Pay設定を抜けば14.0%)にする方法は、ユーザーの努力次第です。
確認します。
≪画像元:MUFJ≫
三菱UFJカードのアプリまたは公式サイトから、キャンペーンのエントリーが必要です。
直接リンクはこちら。
「深く考えずに、特約店を今まで以上に厚めに使う」でも別段構わないと思います。
ただ三菱UFJカードの場合、ポイント追求を徹底しようとすると意外と難しいので、重要な点は押さえておきましょう。
今回の6か月のキャンペーンは、次の通り前後半に分かれています。
・ 2024年2月1日~4月30日
・ 2024年5月1日~7月31日
この期間を意識しておきましょう。
期間ごとに、利用金額2万9,000円という上限があります。
ヘビーユーザーなら簡単に超えるかもしれませんが、超えても従来の5.5%還元(リボ払い設定で10.5%還元)はあります。
三菱UFJカードには、「月」(16日から翌月15日)の区切りもあり、ひと月で特約店ごとに1,000円単位の決済が求められます。
月1,000円の利用は意識しておいたほうがいいでしょう。
特約店ごとに利用が1,000円を超えないと、還元率0.5%に過ぎないカードだからです。
キャンペーンの期間とカードの締め日とがずれているので注意してください。
ポイントアップは、次の通りです。
全部適用されると19.0%となります。
同じ番号は、ひとつだけ適用されます。
(1) 通常通り … 5.5%
(2) 引落し口座を三菱UFJ銀行にする … 4.0%(7月で終了予定)
(3) MUFGカードアプリにログイン … 1.0%
(4) 1か月のカード利用額3万円…0.5%
(4) 1か月のカード利用額5万円 … 1.0%
(4) 1か月のカード利用額10万円 … 1.5%
(5) 分割・リボ払い1万円以上
(5) リボ払い楽Pay設定 … 5.0%
(6) 携帯電話料金または電気料金…0.5%
(7) QUICPay … 0.5%
(7) Apple Pay(VISA、Mastercard) … 0.5%
(7) Apple Store利用 … 0.5%
(7) Google Play利用 … 0.5%
(8) 上記 (3) から (7) 5種類のうち4種類 … 1.5%
対象カードは、三菱UFJカード(個人カード)です。
三菱UFJ銀行に口座を設定するポイントアップのみ、7月で終了予定です。
つまり、2024年8月以降も最大15.0%(リボを設定しなければ10.0%)となり、2023年7月までの水準を取り戻すことになります。
この特典は期間限定です。
三菱UFJ銀行に口座変更すれば、6か月間は特約店での還元率が4.0%アップします。
現在三井住友銀行で引き落としている筆者も、三菱UFJ銀行口座は持っています。
2024年2月の引落しは間に合いませんが、3月から切り替えようかか考えています。
三井住友銀行がOliveアカウントのため、月3回まで振込手数料が無料で、資金移動の負担はありません。
三菱UFJカードを積極的に使うことで、特約店の還元率に反映されます。
少々わかりにくいですが、3か月ごとに分かれた2回期間中、1か月でも月間利用額が3万、5万、10万を突破することで、0.5%~1.5%のポイントアップとなります。
従前から、楽Pay(リボ払い)での5.0%アップはあり、筆者も実行しています。
三菱UFJカードの場合「初回手数料無料」のリボ払いのため、自分で設定する月の支払額の半分を目安に使っている限り、リボ手数料は発生しません。月の支払額を10万円にして、月5万をめどに使っていればリボ手数料を支払わなくて構いません。
リボ残高が発生しないためです。
月の設定額より多く使ってしまった場合は、慌てずに支払額をアプリで増額しましょう。
支払日にリボ残高が残っていなければ問題ありません。
分割払いは、必要があれば使えばいいでしょうが、負担のないリボ払い設定をおすすめします。
携帯電話または電気料金をカード引落しに変えると、特約店での0.5%ポイントアップがあります。
携帯キャリアはドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのみです。povoもOKです。
電気料金は地域電力会社に加えて、グローバルでんきとauでんきです。
前述の (3) ~ (7) のうち(つまり三菱UFJ銀行引落し以外のポイントアップを除く)4種類達成すると1.5%アップです。
「利用金額」「アプリログイン」「Apple PayやQUICPay」「携帯料金または電気料金引落し」以上4つの達成でクリアです。
アプリログインは必ずするはずなので、実質3種類です。比較的簡単です。
合計13.5%の追加ポイントアップ分は、後日付与となります。
2月~4月のポイントアップは9月に、5月~7月分は12月となります。
かなり先になります。
三菱UFJカードのキャンペーンは常にこうなので、ゆっくり待ちましょう。
筆者はこうしてみます。
携帯キャリアと電気については、対象になるブランドを使っていません。
次を実践します。
・ 引落し口座を三菱UFJ銀行に替える(4.0%)
・ ひと月だけ、計画的に3万円を超えてカードを使う(0.5%)
・ リボ払い楽Payは実行中(5.0%)
・ AndroidユーザーなのでQUICPayを使う(0.5%)
・ アプリログインを含め、銀行変更以外で4種類達成(1.5%)
11.5%アップで、17.0%となります。
別のカード(セゾン・パール・アメックス)をセットしているQUICPayについて、メインカードををわざわざ切り替えて使うとなると面倒ですが、これにより月の利用額も上がります。
「月」がいつからいつまでなのかが、キャンペーン要綱からは明確ではありません。
カード締め日単位では16日から翌15日ですが、キャンペーンの期間は1日から31日です。
まんべんなく使えば問題ないでしょう。
もっとも筆者の場合、特約店で使いたいのが松屋グループしかないため、以上を実行しても、最終的な結果はそれほどのものではないかもしれません。
せめてセブン-イレブンについては、三井住友カードを放棄し、三菱UFJカードに切り替えるべきだろうかと考えています。
Androidユーザーのためタッチ決済ができません。
ただカード現物を持ち出さずに、QUICPayを使えば、一石二鳥です。
最後になりましたが、三菱UFJカードの特約店は以下の通りです。
・ セブン-イレブン
・ ローソン
・ コカ・コーラ自販機
・ ピザハットオンライン
・ 松屋・松のや、マイカリー食堂
・ 松弁ネット・松屋モバイルオーダー・松弁デリバリー
セブン-イレブンとローソンは、三井住友カードのスマホタッチ決済特約店と重複しています。
三井住友カードも、4月21日まで3%ポイントアップを実施しており、基本10.0%以上となっています。
数字だけだと三菱UFJカードが上になることがありますが、一概には言えません。
ポイントの計算方法が異なるからです。
・ 三菱UFJカードの場合、店舗ごとに月1,000円単位で計算
・ 三井住友カードの場合、特約店全店を通算して200円単位で計算
計算方法は三井住友カードに軍配が上がります。
この点で少々悩むわけです。
松屋は三井住友カードにはないので、三菱UFJカードが唯一無二です。
ルールが複雑なので、次の利用方法を強くおすすめします。
・ 松屋の店頭自販機は使わず、必ずモバイルオーダーを使う(松屋独自のポイントもたまってお得)
・ VISA、Mastercardの場合は、松屋と松のや、マイカリー食堂それぞれでモバイルオーダー等の利用額が通算されない
・ JCBは松屋と松のや、マイカリー食堂それぞれでモバイルオーダー等の利用額が通算される
・ モバイルオーダー・松弁ネット・松屋デリバリーは同一ブランドなら通算される
筆者は三菱UFJカードのJCBなので、モバイルオーダーを使う限り、松のややマイカリー食堂を利用しても通算してもらえます。
ただし、月に1,000円合計して使う必要はあります。
クレジットカードは、通常のポイント還元率でなく、特別なシーンにおける還元で勝負する時代に入りました。
三菱UFJカードも、勝負に出たようで楽しみです。
個人的には、特約店がもう少し増え、それも三井住友カードと重複していないことを希望します。
2024年(令和6年)「お年玉付き年賀はがき」当選番号 もらえる賞品もチェック
あえて買う方が「時短&節約に」 食費2万円台の節約主婦が手作りしないもの5選
ネット接続不可でもキャッシュレス決済可能な「オフライン決済」 PayPay・Apple Payでも利用可能