売り警戒感を跳ねのけた海外勢の買い【今週の日経平均を考える】
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先週は、日経平均株価が33年ぶりの高値を連日更新した後ということもあり、利益確定売りへの警戒感から始まりました。

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その後は、為替は148円台と円安進行となり、日経平均株価を買い支えた他、1月第2週の投資家動向で海外投資家は現物と株価指数先物、合計約1兆4000億円と大きく買い越しとなっています。

海外からの資金が日本に流れ込んだのが下支えとなって、まさに押し目待ちに押し目なしといった1週間でした。

売り警戒感を跳ねのけた海外勢の買い

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、上向きに推移し、上昇継続を示しています。

25日線は、上向きに推移しています。

75日線は、上向きに推移しています。

並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万1932円処を推移しています。

トレンドライン

15日16日の始値と終値がほぼ同値に近い形で終え、この価格帯が意識されるところでしたが、19日金曜日にはこの高値を抜けてきました。

15日と16日の値幅が意識される値幅とするならば、E値やその倍値としてラインを引いてみると、3万6500円処までの上昇が見えてきます。

下には、

  • 18日19日の窓

  • 11日12日の窓

  • 10日11日の窓

がありますので、いつ窓埋めとなるのか注意していきましょう。

一目均衡表

強い上昇のシグナルが続いています。

三役好転下での基準線転換線の位置も乖離しながら順調に上へ向かっています。

雲のねじれもしばらくなく、遅行線に関しても、しばらくは青天井状態です。

遅行線と日々線も乖離しているので、引き続き上昇シグナル継続となります。

ボリンジャーバンド

+3σのボリンジャーウォークが月曜日に終了し、株価は横ばいながら+2σへ日柄調整となりました。

バンドがやや波打ちしているので、今週はBOXを作りに行くのか、それとも+2σの強い上昇を見せるのかに注目です。

スローストキャスト

買われすぎゾーン内で、横ばいの動きを見せました。

ここからさらに買われすぎゾーンを上に向かい強い上昇を見せるのか、それとも売られすぎゾーンへ向かうのか、どちらに動くのか気にしていきましょう。

MACD

強い上昇トレンドから、ヒストグラムはやや下方に向かいましたが、まだ強気のサイン継続中です。

ここからはMACDとシグナルのクロスがいつくるのかに注目し、ヒストグラムの陰転を確認していきましょう。

それまでは上昇継続です。

次回の満月は1月26日です。

新月は2月10日です。

総合判断

パラボリックは好転継続し、乖離を広げています。

ADXもやっと26とトレンドが出てきたところです。

このまま上昇トレンドが継続する可能性がまだありますので、下げたところでは押し目がどこなのかをフィボナッチなどで確認していきましょう。

思えば、25日線と75日線がクロスしたのが、11月27日終値3万3447円でした。

更に5日線と25日線がクロスしたのが12月21日で3万3140円でした。

現在まだこの上昇トレンドは継続中で金曜日の終値で3万5963円です。

チャート上のシグナルをしっかり確認して、今後も「上げ、下げ、横ばい」トレンドについていきましょう。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 売り警戒感を跳ねのけた海外勢の買い【今週の日経平均を考える】