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「家族4人の食費が月2万円台」
と聞くと、無理しているというイメージです。
筆者の場合はポイ活や株主優待を利用するようになり、実現できるようになってきました。
なぜ月々2万円台の食費が実現できるのか、「ずるい家計簿」の実例を紹介しながら説明します。
アプリ「CODE」を利用しながら簡単な家計簿をつけている筆者ですが、2023年を振り返ってみると、2万円台を達成している月もありました。
筆者は、苦しい節約をしているわけではなく、外食も取り入れています。
なぜできているか理由を考えてみると、「みなし0円」になるお買物が多く「ずるい家計簿」のテクニックが大きい気がしました。
お菓子などはポイントでまかなえるようになるのが理想的で、ローソンの「お試し引換券」では、dポイント、Pontaポイントを約2倍額として使えます。
定期的に「お試し引換券祭」も行われていて、2023年10月に行われていた時には、長期保存できるこんにゃくゼリー、鍋キューブなどとも交換できたため「買わない生活」ができました。
お試し引換券のレシートは家計簿に「0円」で記入しているため、「みなし0円」です。
筆者は楽天経済圏といって、楽天ポイントをメインで集めています。
このポイントを西友で利用しています。
2023年10月…1万7,247ポイント
2023年11月…2万2,346ポイント
2023年12月…1万9,767ポイント
※2023年実績
2023年10月~12月を見ても毎月1万ポイント以上がコンスタントにたまっていて、「ポイントを使って食費をまかなう」ことができています。
こちらも食費は「みなし0円」です。
日用品費は、できるだけまとめ買いをしていて、ウエルシアで行われる20日のお客様感謝デーの「ウエル活」を利用するようになりました。
この日は、月に1度、Tポイントを1.5倍として使える日です。
写真の日は、約5,000円分を全額ポイント払いでき、「みなし0円」になりました。
キャンペーンに参加したり、ボーナスポイント商品も買っていると、むしろポイント分が増えている状態です。
筆者は、ウエルシアのほか、
ツルハドラッグのお客様感謝デー(1日10日20日は5%オフ、株主優待カードでさらに5%オフ)、
スギ薬局でのアプリクーポン(15%オフ、8%オフクーポン)
も利用していますが、急ぎで必要ではない日用品は、まとめ買いや指定日に買うことで節約するようにしています。
食費のうち、大きなウエイトを占めるお米代は、筆者はふるさと納税や株主優待でまかなうようにしているため、こちらも買わない分はすべて「みなし0円」です。
ふるさと納税を利用できなくなる、年金生活を送る将来のことも考え、今から株主優待で年間のお米代をまかなえないかの計画も立てています。
写真は日本管財 <9347>でもらった山形県産のはえぬき。
年間のお米を株主優待でまかなえるようになったら、子育て家庭の食費も大きく下げられます。
筆者は株主優待を使って生活する優待族でもあるので、株主優待で食費や生活費を節約できないか考えています。
その中でもよく利用するのが、トリドールホールディングス <3397>です。
低価格のうどんチェーン店は節約家庭にはありがたい存在です。
とはいえ家族がいると、1人500円に抑えたとしても4人で2,000円が一気になくなるわけなので、外食も単身世帯より節約しにくい気がします。
しかし丸亀製麺ならコスパもよく、しかもトリドールホールディングスの株主優待券は100円単位で使えるため、支払いは数十円のことも多いです。
丸亀製麺が好きすぎて、裏メニューの鮭茶漬け(180円)をオーダーしてみました。
500円未満どころか、200円未満で味わえる「絶品メシ」です。
また、別の日には、アトム <7412>の株主優待を利用して、かっぱ寿司を利用。
アトムの株主優待は1ポイント1円として使えるので、端数の現金払いもなく、この時も「みなし0円」の外食費になりました。
外食以外の食費だけではなく、株主優待券で食材を買って「みなし0円」に近づけることもあります。
やまや <9994>では、この時、3,033円の会計で、3,000円分の株主優待券を使ったため33円の支払いでした。
やまやではイオングループ商品が販売されているため、カレールウやスパゲティなど、トップバリュ ベストプライス商品を購入できます。
普通に買うと3,033円ですが、優待券を利用できたので家計簿には、33円と記入しています。
ポイ活や株主優待はすぐに実践してすべてをマネできることではないかもしれませんが、
これまで楽天ポイントカードを作っていなかった人がポイントをためてみる、
株主優待がもらえる株を新NISAで買付してみることからも第一歩を始められます。
節約雑誌を見ていて食費月2万円台の家計簿は無理があると思っていましたが、ポイ活や株主優待を利用することで「出費が増えがちな子育て家庭の我が家でも2万円台食費は不可能ではない」と思うようになりました。
2024年、支出を抑えてポイ活もし、投資も節約もできるようにしていきたいと思っています。(執筆者:FP3級、節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)
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