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筆者は、入会時の特典次第でとりあえずカードを作ってしまうことが多いです。
その後、使い勝手のよいものだけ残しています。
ファミマTカードの日ごろの性能の前に、2023年11月実施中の入会キャンペーン内容を確認し、対策を講じます。
ポイントサイト報酬以外に1万3,350円ももらえるならありがたいものです。
ちなみに、ポイントサイトやWeb広告から入るとキャンペーン内容が異なる事例もありますが、この件はあらかじめ二重取りできることを確かめてあります。
1万3,350円の内訳です(公式にも「円」で記載されていますが、Tポイントで付与です)。
・ クレジット払い利用 … 1万2,350円
・ キャンペーン期間中、はじめてのクレジット払い利用 … 1,000円
クレジット払いの利用期間は、「発行日から5か月後の末日」とのことです。
筆者の場合11月発行なので、2024年4月末日ということになります。
さて、1万2,350ポイントは固定された特典ではありません。こうした意味です。
・ 3万円をファミペイにクレジットチャージ … 900ポイント
・ 22万円をファミリーマートで利用 … 通常特典を含め1万2,350ポイント
恐らくファミリーマートでは22万円どころか、ほぼ使わないと思います。
理由は後述します。
ファミリーマートだけが入会キャンペーン狙いの場所ではありません。
キャンペーン期間中、JCB加盟店で使うと次の特典(上乗せ)があります。
・ 3.0%還元(通常の0.5%還元と別建て)
・ 3.0%還元は、上限7,500ポイント上限(決済基準で25万円)
不要な買い物で25万円使うことはしません。
「いくら以上使わないと還元がない」というノルマはないので、無理はしません。
ですが、別のカードで支払っていた項目を移し替えれば、次の通り20万円近くにはなりそうです。
・ 近所のスーパーではファミマTカード決済
・ 毎月支払い義務のある国民健康保険をWeb納付する
・ 現在カード引落しにしている公共料金を臨時にファミマTカードに移す
他のカードの還元(ポイントアップや年間ボーナス等)に影響を与えないことが大前提ですが、これは確認済みです。
それから、年末年始に掛けてQRコード決済の地域還元が多いので、そちらを優先したうえで、残りの何で支払ってもいい決済を、ファミマTカードでやりくりします。
生み出した支払いを20万円とすると、6,000ポイントもらえることになります。
それ以外に通常の還元(0.5%)が1,000ポイントつきます。
ファミリーマートを使わず入会キャンペーンを最大値にする方法を考えました。
そちらが本線なのは確かです。
ただ、ファミリーマート店頭での「楽天ギフトカード購入」に関すると、メリットがあります。
購入したギフトカードは楽天キャッシュで使えるので、損はしません。
この方法でも入会キャンペーンをクリアします。
ただし筆者の場合、通常ルート(エポスゴールドカードから楽天Edy)でも楽天キャッシュ入手が高還元(2.5%)です。
楽天ギフトカード購入に注力しすぎると、他に影響が発生しかねないため、購入するとしても少額にとどまると思われます。
購入分については、前述の7,000ポイントと別建てのボーナスと考えます。
ファミリーマートではキャンペーン中5%還元になりますが、間違いなくほぼ利用しません。
自宅の近所にもファミリーマートはありますが、すぐ近くにセブン-イレブンがあります。
こちらでは、通常の支払いで次の還元が受けられます。
・ 三井住友カードのスマホタッチ決済 … 7.0%以上(筆者は9.0%)
・ 三菱UFJカード … 5.5%(リボ払い設定している筆者は10.5%)
キャンペーン中5%付与だからといって、日頃行かないファミマに行くと、たちまち損します。
キャンペーン後ならなおさらです。
ちなみにローソンも同じ2枚で、ミニストップも三井住友カードで同じ還元となります。
ファミリーマートへは行きませんが、国民健康保険のファミペイ払いが可能なのではないかと思います(地方税に準じて恐らく大丈夫だが、未確認)。
これなら、手数料のかかるカードWeb決済より得になります。
そして、ファミペイへのチャージによる3%の入会キャンペーン特典も得られます。
なお国民健康保険を支払った際のファミペイによる通常還元は、0.5%ではなく10円のファミペイボーナスです。
筆者は1年中リボ払いのキャンペーンにも手を出しており、リボ払いなど怖くありません。
ですが、ファミマTカードの場合、リボ専用カードであることを知らずに申し込んでしまう人が多いようで、その点の評判はよくないようです。
ちなみに古い知識に基づき、ファミマTカードのリボの性質は次の通りと認識しておりました。
・ 初期状態でリボ払い設定
・ 設定で一括払いにできる
実際は、現在こうです。
・ リボ専用カード
・ 口座引落しコースで「ずっと全額支払い」を選ぶことで、リボ手数料が発生しなくなる
リボ残高を残さないようにすると、リボ手数料が出ないタイプのリボ払い(初回手数料無料)の設定となっています。
手数料が発生しなくても、リボ専用カードではあるわけです。
リボ手数料18.0%で、クレジットカードの中でも一番高い設定です。
ファミリーマートに行かずに、入会キャンペーンを頑張ります。
その後の、ファミマTカードの性能を見ていきます。
・ ファミリーマートで、税込200円につき4ポイント付与(2.0%還元)
・ JCB加盟店で、税込200円につき1ポイント付与(0.5%還元)
・ ファミペイにチャージすると0.5%付与
・ ポケットカードのサンクスポイントプログラムがある
ファミリーマートで2.0%ですが、Tポイントの提示分(0.5%)が含まれています。
楽天ポイントやPontaを提示してファミマTカードで支払った際は、1.5%還元に過ぎません。
ファミマTカードからチャージ(0.5%)してファミペイを使う(0.5%)よりは還元率が上ということになります。
いずれにしても、筆者からするとファミリーマートの利用自体が損です。
外出時、コンビニならどこでもいいという際は、ファミリーマートではこのようにする予定です。
・ 入会キャンペーン中 … ファミマTカードより損なファミペイを使う(カードの持ち歩きがイヤだから)
・ キャンペーン終了後 … ファミペイより還元率の高い楽天Edyで支払う
この他、発行会社であるポケットカードの共通サービスも受けられます。
「レンタカー割引」が特典一覧には書かれていますが、「レンタカー5%割引」は実際に使うと損します。
年会費無料のレンタカー会員になるだけで、1割~2割引きになるためです(併用不可)。
現在、こんなアピールをしているカードは少なくなりました。
ファミマTカードについては、おおむね理解できました。
次に、このカードからチャージして使えるファミペイについてです。
入会キャンペーンにおいて触れましたが、ファミリーマートで、ファミペイによって楽天ギフトカードを買うルートがあります。
楽天ギフトカードは楽天キャッシュとして、楽天ペイで使えます。
この裏技好きユーザー御用達のルートですが、現在は縮小されました。
ファミペイで楽天ギフトカードを購入しても、ファミペイ利用による0.5%しかポイント付与がありません。かつてあった、日によってのボーナスはないのです。
ということは、利用することはないでしょう。
これもポケットカードのサービスです。利用額に応じたポイントアップです。
半年に1回の企画であり、現在実施中の期間は2023年11月1日から2024年4月30日までです。
ちょうどいい時期に入会しました。
この期間の利用額により、ボーナスポイントが得られます。
・ 25万円以上 … 900ポイント
・ 50万円以上 … 1,800ポイント
・ 100万円以上 … 3,000ポイント(プラス抽選で5人に1人、6,000ポイント)
・150万円以上 … 4,500ポイント(プラス抽選で5人に1人、9,000ポイント)
入会キャンペーンで20万円程度利用する予定の筆者は、25万円なら狙えます。
しかし、ボーナス分の還元率を計算すると、わずか0.36%です。
キャンペーン中の3.5%に、0.36%上乗せされても、ほぼ無意味です。なので無視します。
審査に通った段階でまだ到着していないカードですが、普段の性能はほぼ見抜いてしまいました。
全力で入会キャンペーンに挑みますが、その後の利用機会はほぼなさそうです。
そもそもファミリーマートに行かない(損なので)のは致命的です。
わずかに、ファミペイを使った税金等の支払いが入会キャンペーン後に残るかもしれない程度です。
ファミリーマート好きの方には叱られそうですが、冷静に見て、これが実力だとしか申し上げられません。
スマホアプリ全盛の時代ですし、クレジットカードよりファミペイ優先になるのかなと予想します。
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