- 週間ランキング
アメリカン・エキスプレス(アメックス)では、10月1日以降、プライオリティ・パスでのラウンジ使用料と同伴者料金が改定されます。
有料の場合の料金はこれまで32米ドルでしたが、10月1日以降は35米ドルに値上げされます。
主なカード別の値上げ対象料金は、以下の通りです。
・ アメックス・グリーン:ラウンジ使用料(1回につき)、同伴者料金(1名につき)
・ アメックス・ゴールド:ラウンジ使用料(年3回目以降1回につき)、同伴者料金(1名につき)
・ アメックス・プラチナ:同伴者料金(2名目以降1名につき)
・ ANAアメックス・ゴールド:ラウンジ使用料(年3回目以降1回につき)、同伴者料金(1名につき)
・ ANAアメックス・プレミアム:同伴者料金(2名目以降1名につき)
・ アメックス・プラチナ:同伴者料金(2名目以降1名につき)
アメックス・グリーン以外は、家族カードにも同様のプライオリティ・パスが付帯します。
2人旅で本会員カードと家族カードがあれば、同伴者料金を支払う必要はありません。
エムアイカードプラスゴールド・アメックスの場合、別途プライオリティ・パスの年会費を支払うことでサービスを利用できます(年会費は優遇される)。
プラチナはプレステージ会員が無料です。
アメックスと同様、有料の場合の料金はこれまで32米ドルでしたが、10月1日以降は35米ドルに値上げされます。
対象カードと値上げ対象料金は、以下の通りです。
・ エムアイカードプラスゴールド・アメックス:ラウンジ使用料(1回につき。スタンダード・プラスは年11回目以降)、同伴者料金(1名につき)
・ エムアイカードプラスプラチナ:同伴者料金(1名につき)
8月1日より、UCプラチナカードでプライオリティ・パスが利用できるようになりました。
プライオリティ・パスの年会費は無料です。
本人のラウンジ使用料は年間6回まで無料、同伴者は都度料金が発生します。
現在は32米ドルのようですが、これも35米ドルに値上がりするかもしれません。
家族カード会員にも、同様のサービスが付帯されます。
これまで、プライオリティ・パスで利用可能なレストランが、成田国際空港にはありませんでした。
しかし9月13日より、第2ターミナル出国審査を受けた後のフードコート内の「鉄板焼道頓堀くり田成田国際空港店」(7時~22時)で、利用できるようになりました。
提供されるのは3,400円相当の「大阪道頓堀セット」もしくは「鉄板焼ステーキセット」のコースメニューです。
成田空港第2ターミナルには「ナインアワーズ」という宿泊施設があります。
ターミナル内にありアクセス抜群、宿泊だけでなくシャワー・仮眠のみの利用も可能です。
そんなナインアワーズも、プライオリティ・パスで利用できるようになりました。
9時~18時のカプセルベッドに最大5時間滞在可能(シャワー利用も可能)ですが、通常の宿泊料金から3,400円引きの料金を支払うことで、18時以降の滞在や5時間を超える滞在も可能です(24時間以内で最大20時間滞在可能)。
事前予約はできませんので、注意してください。
羽田空港第3ターミナル4階には、「TIATラウンジ」というラウンジがあります。
24時間営業しており、出国審査を受けた後のところにあるので、出発までのひと時を落ち着いて過ごせることでしょう。
コンセント付きのソファー、アルコールに軽食、シャワールームも揃っています。
このラウンジを利用できるのは、長らくエムアイカードプラスゴールド、ラグジュアリーカードなど、ステータスの高いクレジットカードのみでした。
先日、プライオリティ・パスにも解禁されました。
最長3時間利用可能で、カード会員1名につき同伴者2名まで利用可能です。
関西国際空港の第1ターミナル国際線ゲートエリア北ウイング2階、ゲート15付近にはANAラウンジがあります。
そんなANAラウンジも、プライオリティ・パスで利用できるようになりました。
ただし条件があり、営業時間は6時半から21時半までなのですが、プライオリティ・パス利用者は6時30分~11時の間はラウンジへ入室できません。
成田空港第1ターミナル国際線エリアには、第2サテライトと第5サテライトの2か所にANAラウンジがあります。
このうち第5サテライトでは、13時~17時のプライオリティ・パス利用者の入室を制限していました。
ところが9月1日以降、成田空港国際線エリアのANAラウンジが利用できなくなりました。
プライオリティ・パスを利用できる場所が増えるのは、旅行者にとってありがたいことです。
ただし、店舗ごと、また会員種別によって各種利用条件が異なります。
店舗側で各種利用条件をその場で調べるのは難しいので、利用者が事前に調べておくといいでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
JCBの「Oki Dokiポイント」が改悪ラッシュ 付与対象外が増加、ポイント・商品への交換レートも悪化へ
セゾン・アメックス・キャッシュバックフル活用のためカードを追加しました 一見わかりにくいサービスでもキャッシュレス活用の主軸にする戦略
私がエポスプラチナカードの「インビテーション」を受けない理由 年会費無料のゴールドカードがおすすめなワケ