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≪画像元:イオンフィナンシャルサービス株式会社≫
リボ払いのキャンペーンはしばしば実施されますが、分割払いは珍しめです。
この点は、イオンカードでも同様です。
キャンペーンの内容から確認します。
分割払いが利用できるあらゆるイオンカード(クレジットカード)が対象です。一部存在する、口座引落し設定のされていないカードは対象外です。
イオンカード発行の提携カードも対象となります。
イオンカードのキャンペーン共通項として、複数のカードを有している場合、カードごとにエントリーすればそれぞれキャッシュバック対象となります。
イオンカード公式サイト、アプリなどからの応募が必要です。忘れないようにしましょう。
利用店舗はイオングループに限りません。
分割払いを利用できる店舗ならどこでもキャンペーン対象となります。
期間中の分割払い利用金額に応じた、キャッシュバックの額は次の通りです。
・3万円以上利用…500円
・10万円以上利用…3,000円
・20万円以上利用…1万円
キャッシュバックの実施は2024年2月です。当月のカード利用額から控除されます。
キャッシュバック額のほうが多額の場合、差額が振り込まれます。
1万円のキャッシュバックを受けられる、20万円以上の利用が望まれます。
家電や家具など購入すれば達成できるでしょう。
足りない分は、食料品や衣料品なども分割払いにすればいいわけです。
イオンカードの場合、たまにあるリボ払いキャンペーンでは、抜け道を徹底的にふさぐ印象があります。
工夫によりリボ手数料を減らすことを封じられているため、キャンペーンを利益につなげるのは難しいのです。
いっぽう、今回の分割払いのキャンペーンは、分割手数料の発生が要件になっていないので、比較的攻略しやすい印象です。
無理せずに20万円使う予定のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
別のキャンペーンですがご参考まで。
ヤマダデンキの実店舗(マツヤデンキ、ベスト電器、ツクモ、IDC OTSUKAも)では、イオンカード決済による分割手数料無料キャンペーン実施中です。
≪画像元:イオンフィナンシャルサービス株式会社≫
オートバックスでも、同じ内容のキャンペーン実施中です。
≪画像元:イオンフィナンシャルサービス株式会社≫
期間はどちらも11月10日までです。
どちらのキャンペーンも応募は不要です。
そして、キャッシュバックのキャンペーンと併用できないとはどこにも書かれていません。
キャッシュバックキャンペーンにエントリーし、手数料を支払わずキャッシュバックをもらうことが可能となっています。
イオンカード公式サイトにある分割払いのシミュレーションを使って、20万円購入時の手数料を見てみます。
分割回数は、少ないほうが得(利益になりやすい)です。
20万円を、最低回数の3回分割にしたときの手数料などです。
・手数料…3,360円
・1回ごとの支払額…6万7,788円
手数料が3,360円でキャッシュバックが1万円なので、利益になります。
さらにこのキャンペーンでは、手数料発生が要件になっていません。
このため、イオンカードのデスクに電話の上、振込みで分割残金を返済することにより、手数料を削減することが可能になっています。
早く返済すれば、大幅に手数料を減らせます。
他の利用額、他の分割回数でも利益が上がるかどうか見てみます。
・手数料…5,600円
・1回ごとの支払額…4万1,120円
5回分割でも、キャッシュバックのほうが高額です。
・手数料…1万80円
・1回ごとの支払額…5万1,680円
6回分割から、キャッシュバック額を超えて損(もちろん分割したことの利益はある)となります。
ただし早期返済してしまえば利益が残ります。
・手数料…1,680円
・1回ごとの支払額…3万3,893円(初回は1円多い)
利用額10万円の場合キャッシュバック額3,000円ですから、微妙に得となります。
ここまでが、分割手数料をすべて支払っても得になるシミュレーションです。
分割払いのキャンペーンは珍しいものですが、分割回数を減らせば利益を得やすいことを見てきました。
大きな買い物がある場合、チャレンジしてみてください。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)
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