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メルカリの新機能「まとめ買い」 特徴、メリット、注意点、かしこい使い方をご紹介
筆者が販売したのは、とある嗜好品のセットでした。
ただしこれは、電気を使う機械的な構造を持つものです。
これは新品未使用の状態で、外箱を撮影しただけの状態でメルカリに出品し、程なく無事売れました。
通常通りメルカリ便で発送し、スムーズに購入者の評価も「良かった」で終わって、いったん取引が終了しました。
しかしそれからまもなくして取引メッセージに
と送られてきたのです。
評価が終わる前であれば返品に関しての話し合いをするべきなのでしょうが、評価が終わってしまった時点でメルカリでは取引完了となり、基本的にそれ以降何らかの対応をする必要はないはずです。
しかしそうは言っても、もし本当に壊れてしまったのであれば、知らないふりをして無視するのもどうかと思い、筆者は次のようにメッセージを返信しました。
つまり、対応を筆者がするのではなく、商品のメーカーに委ねるのが正解だろうと判断したわけです。
一応その提案で購入者は納得してくれたようで、これでこの取引に関しては終了しました。
この問題は比較的複雑な状況と言え、必ずしも商品が「2時間で壊れてしまう不良品」だったと断定できません。
もしかしたら購入者の方が開封後に壊してしまった可能性もあります。
あるいは輸送中のトラブルかも知れません。
万一購入者の方が悪意を持っていたとしたら、使い始めてすぐ壊してしまって、だから返品したいと言っている可能性もありますので、安易に応じるわけにはいきません。
ましてや評価が終わってからの返品要求なら、なおさらです。
しかし念のため筆者は今回の顛末をメルカリ事務局に報告し、対処法を尋ねてみました。
というのも、万一今回の対応で購入者が納得いかなかった場合、トラブルが長引く可能性が考えられたからです。
基本的にメルカリの取引においての返品問題というのは、購入者と出品者の当事者同士で話し合って決めるということになっています。
これは返品を受け付けるかどうかという問題と同時に、返品時の送料をどちらが負担するかも話し合いで決めるということになります。
しかし今回のような評価が終わった後のトラブルに関しては、筆者も経験がなかったため、メルカリ事務局としてはどのような見解なのかを知っておきたかったので、問い合わせてみたわけです。
そしてその回答としては、評価が終わったものに対しては、どのような理由があったとしても返品する必要はないと言うものでした。
ですからメルカリにおいては、仮に購入後に商品に問題が起きたとしても、評価が終わっていればその取引は終了するということになるわけです。
しかし逆に考えれば、もし自分が購入者だった場合、いったん評価をしてしまったら、その後何が起きても商品に関する補償は受けられないということになります。
ですから、メルカリの取引の際の評価は安易に終わらせるのではなく、しっかり商品を確認し、場合によっては少し使ってから評価するような習慣を付けることが大切と言えるのではないでしょうか。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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