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現在のワイモバイルの料金プランは、「シンプルS/M/L」です。
以下のように、月の高速データ通信容量に応じて、3つに分かれます。
・シンプルS:月額2,178円(月3GB)
・シンプルM:月額3,278円(月15GB)
・シンプルL:月額4,158円(月25GB)
家族割引サービス、おうち割光セット (A) のいずれかで、月額1,188円引きとなります(併用は不可)。
余ったデータ容量は翌月まで繰越可能です。
データ通信容量超過時の通信速度は、シンプルSが最大300kbps、その他は最大1Mbpsです。
2023年10月以降、ワイモバイルの料金プランは「シンプル2S/M/L」になります。
現プランと同様、以下のように、月の高速データ通信容量に応じて、3つに分かれます。
・ シンプル2S:月額2,365円(月4GB)
・ シンプル2M:月額4,015円(月20GB)
・ シンプル2L:月額5,115円(月30GB)
余ったデータ容量は翌月まで繰越可能です。
データ通信容量超過時の通信速度は、料金プランと超過の具合によって以下のように異なります。
・ シンプル2S:4~6GBは300kbps、6GB超は128kbps
・ シンプル2M:20~30GBは1Mbps、30GB超は128kbps
・ シンプル2L:30~45GBは1Mbps、45GB超は128kbps
家族割引サービスなら月額1,100円引き、おうち割光セット (A) なら月額1,650円引き(シンプル2Sのみ1,100円引き)と、いずれかの割引が適用されます(併用は不可)。
新プランでは、「PayPayカード割」が新設され、別途月額187円引きです。
さらに、シンプル2Mを月1GBも使用しなかった場合は1,100円引き、シンプル2Lは2,200円引きされます。
9月までは、現プランと新プランのどちらにするか選択できます。
ここからは、現プランと新プランを徹底比較しましょう。
まずは、最も気になる基本料金です。
ギガが異なるので単純比較できませんが、現プラン「シンプルS/M/L」、新プラン「シンプル2S/M/L」をここでは単純に料金だけで比較します。
・ シンプルS:月額2,178円(月3GB)
・ シンプル2S:月額2,365円(月4GB)
・ シンプルM:月額3,278円(月15GB)
・ シンプル2M:月額4,015円(月20GB)
・ シンプルL:月額4,158円(月25GB)
・ シンプル2L:月額5,115円(月30GB)
Sでは187円、Mでは737円、Lでは957円、いずれも現プランが安いです。
ギガが多くなるほど価格差が広がっていきます。
実際には基本料金だけでなく、各種割引も適用されるでしょう。
現プラン「シンプルS/M/L」、新プラン「シンプル2S/M/L」は、以下の割引を適用できます。
・ シンプルS:月額1,188円引き(家族割引サービス、おうち割光セット (A) のいずれか)
・ シンプル2S:月額1,100円引き(家族割引サービス、おうち割光セット (A) のいずれか)+月額187円引き(PayPayカード割)
・ シンプルM:月額1,188円引き(家族割引サービス、おうち割光セット (A) のいずれか)
・ シンプル2M:月額1,100円引き(家族割引サービス)、月額1,650円引き(おうち割光セット (A) )のいずれか+月額187円引き(PayPayカード割)
・ シンプルL:月額1,188円引き(家族割引サービス、おうち割光セット (A) のいずれか)
・ シンプル2L:月額1,100円引き(家族割引サービス)、月額1,650円引き(おうち割光セット (A) )のいずれか+月額187円引き(PayPayカード割)
新プランの方が割引の選択肢が多く、割引額も多いです。
さらに、使用した月間データ通信容量が1GBの場合、シンプル2Mと2Lでは割引があります。
ただし、「月1GBも使わない人はそもそもシンプル2M、2Lを選ばない」という意見もありますが。
月間データ通信容量は、以下の通りです。
・ シンプルS:月3GB
・ シンプル2S:月4GB
・ シンプルM:月15GB
・ シンプル2M:月20GB
・ シンプルL:月25GB
・ シンプル2L:月30GB
新プランはデータ通信容量を増やしました。
現プラン、新プランとも、データ増量オプションを利用できます。
シンプル2M(月20GB)は、ドコモの料金プラン「ahamo」と同じ容量になりました。
各種割引を最大限活用するとシンプル2Mは月額1,078円となり、ahamoの月額2,970円より大幅に安いです。
おうち割光セット (A) だけの適用でも、シンプル2Mは月額2,365円となります。
データ通信容量超過時の通信速度は、料金プランと超過の具合によって以下のように異なります。
・ シンプルS:最大300kbps
・ シンプル2S:4~6GBは300kbps、6GB超は128kbps
・ シンプルM:最大1Mbps
・ シンプル2M:20~30GBは1Mbps、30GB超は128kbps
・ シンプルL:最大1Mbps
・ シンプル2L:30~45GBは1Mbps、45GB超は128kbps
現プランの方が、制限後の通信速度が速いです。
128kbpsに速度制限されてしまうと、ほとんど何もできません。
一方、1Mbpsの速度制限なら、通常画質の動画などはさほどストレスなく視聴できるでしょう。
通話料はどのプランも変わらず「22円/30秒」で、結構高いかもしれません。
現プラン、新プランのいずれも、国内通話10分かけ放題、無制限でかけ放題のオプションを用意しています。
・ 現プラン:月額770円(国内通話10分かけ放題)、月額1,870円(無制限でかけ放題)
・ 新プラン:月額880円(国内通話10分かけ放題)、月額1,980円(無制限でかけ放題)
現プランの方が安いですね。
ワイモバイルの新料金プランは、現行の料金プランよりもデータ容量が多いです。
PayPayカード割など、各種割引が豊富なのも現プランです。
しかし、割引のための条件が面倒な人は、9月までに現行の料金プランに申し込むといいでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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