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水筒持参による節約効果は、飲み物の種類によっても変わってきます。
水道水・水出し麦茶を500ml持参した場合にかかる1か月あたりのコストと、自動販売機で水やお茶を購入する場合との差額は、以下の通りです。
水道水1Lの料金は約0.2円なので、500ml持参しても約0.1円です。
自動販売機で130円の水を毎日買うと約3,900円かかりますが、水道水の持参なら約3円で済みます。
500mlあたりのコスパ | 約0.1円 |
1か月あたりの節約効果 | 約3,897円 |
業務スーパーのミネラルウォーター(2 L×6本=約400円)を持参する場合のコストは、約33円です。
1か月あたり約990円かかりますが、自動販売機で買うより約2,910円の節約になります。
500mlあたりのコスパ | 約33円 |
1か月あたりの節約効果 | 約2,910円 |
業務スーパーの水出し麦茶パック(51袋=約167円)を使用する場合のコストは、「(水道代約0.2円+お茶パック約3.2円)÷2」で約1.7円です。
1か月あたり約51円なので自動販売機で130円の麦茶を買うより約3,849円お得になります。
500mlあたりのコスパ | 約1.7円 |
1か月あたりの節約効果 | 約3,849円 |
水筒持参が習慣になっているわが家ですが、これまでに水筒選びでいくつか失敗しています。
水筒選びで失敗しないためには、使いやすさをしっかりイメージすることが大切です。
水筒持参でよくある失敗談と解決策は、以下の通りです。
節約になるとわかっていても、毎日洗うのは正直面倒です。
家族も水筒持参ならなおさら手間がかかります。
「凹凸が少なくてパッキンが取り外せる」「食洗機対応」など、洗いやすさも考えて選びましょう。
中身がなくなっても水筒自体の重量があるので、荷物が重く感じられます。
500mlの水筒だと重量は約220~380gです。
ペットボトルのように飲み終わったら捨てるわけにもいかないので、軽量タイプなど水筒自体の重さが軽いものを選ぶのがポイントです。
水筒は長く使っているうちに、表面の塗装が剥がれて見た目が気になってくることがあります。
水筒自体は問題なく使えているのに、見た目がボロボロになって買い替えるとなれば何だかもったいない気もします。
色にこだわりがなければ、塗装されていない無地のステンレスタイプを選ぶのも1つの方法です。
お手頃価格で購入できるニトリのおすすめ水筒は、以下の通りです。
≪画像元:ニトリネット≫
パーツが少なくて洗いやすい水筒です。
530ml・710ml・940mlの3タイプから選べます。
シンプルな作りでパッキンも取り外しやすいので、洗いやすい水筒を探している人におすすめです。
ただし、食洗機には対応していません。
参照:ニトリネット
≪画像元:ニトリネット≫
本体が軽くて持ち運びやすい水筒です。495ml・800mlの2タイプがあります。
495mlの商品は重量が約200g、800mlの商品は約260gです。
わが家では、3年前に買ったこの水筒が今でも現役です。
塗装の剥がれは気になるものの、丈夫で長持ちしています。
スポーツ飲料に対応しているのも助かっています。
≪画像元:ニトリネット≫
6時間後も90℃以上または5℃以下をキープする保温・保冷効力抜群の水筒です。
スポーツ飲料対応なのでアウトドアや遠出、スポーツにも役立ちます。
表面が塗装されていない(ロゴ部分は除く)ので、長く使っても見た目が劣化しにくいのも魅力です。
≪画像元:ニトリネット≫
水筒ではありませんが、ペットボトル飲料の温度を長持ちさせるアイテムも注目されています。
500~650mlのペットボトルにフィットする構造で、水筒と違って洗う手間もありません。
安いペットボトル飲料をまとめ買いして、冷やしたり凍らせたりして持ち歩けば、コンビニや自動販売機で買うより断然お得ですね。
業スには、これからの季節にぴったりの飲み物がたくさんあります。
ここでは、水筒持参におすすめのお手頃価格の飲み物を紹介します。
500mlあたりのコスパ | (水道代約0.2円+お茶パック約3.2円)÷2=約1.7円 |
水出し・煮出しどちらでもOKです。
水出しなら1~2時間ほどで麦茶ができ上がります。
夜のうちにポットに水とティーパックを入れて冷蔵庫で冷やしておけば、朝は水筒に入れるだけです。
≪画像元:業務スーパー≫
500mlあたりのコスパ | (水道代約0.2円+お茶パック約6.9円)÷2=約3.5円 |
水出し・煮出しどちらでもOKです。
水出しなら2~3時間ほどで麦茶ができ上がります。
水1Lに対して麦茶パックを2袋使用するため、麦茶に比べるとややコスパが劣ります。
とはいえ、ペットボトル飲料を買うよりも断然お得です。
≪画像元:業務スーパー≫
500mlあたりのコスパ※ | (水道代約0.1円+麦茶パック約20.4円)=約20.5円 |
※お湯を沸かすための光熱費は除く
ミックスベリー・ストロベリー・ピーチ・レモン・アップルの5つの味が楽しめます。
その日の気分でいろいろな味を選べるのが嬉しいです。
お湯150mlに対して1袋が目安なので、500mlの場合は3袋必要です。
≪画像元:業務スーパー≫
500mlあたりのコスパ※ | (水道代約0.1円+粉末14g約30円)=約30.1円 |
※お湯を沸かすための光熱費は除く
アイスコーヒーを水筒に作る場合は、お湯で溶いたコーヒー粉末と水・氷を入れて温度を調節します。
お湯140mlに対してティースプーン2杯(4g)なので、500mlの場合は14gが目安です
≪画像元:業務スーパー≫
500mlあたりのコスパ | (水道代約0.1円+粉末約34.4円)=約34.5円 |
水にも溶けるため、水筒に粉末と水を入れるだけでアイスティーができ上がります。
140mlに対してティースプーン1杯(2g)なので、500mlの場合は7gが目安です。
バニラのほかに、ココナッツフレーバーとヘーゼルナッツフレーバーのコーヒーも販売されています。
気温が上がるこれからの季節は、体調管理のためにいつも以上に水分補給が必要になります。
水筒があれば、いつでも好きな飲み物を冷たく飲めて、チリツモ節約とエコにつながります。
暑い夏を乗り切れるように、お気に入りの水筒や飲み物を見つけてみてはいかがでしょうか。(執筆者: 成田 ミキ)
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