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【PayPay】8月より改悪 制度が変わるまでに考えておきたい対応策4つ
キャッシュレスがなぜ現金生活より得になるか、あらためて整理します。
・ ポイント還元
・ クーポン
以上が二大要素です。
還元率を追い求める動きもまだまだありますが、現在では後者(クーポン)の重要性が増し、もっぱらこちらで差がつくようになっています。
クーポンは店舗を選んで(場合により商品も選び)利用するため、探す手間が必要ですが、見合う価値はあります。
とはいうものの、忙しい現代人が一日中クーポンを探しているというのも非効率でしょう。
この記事では、重要度の高いクーポンに3段階で★を付けていきます。
毎月新たな店舗が登場する「セゾン・アメックス・キャッシュバック」も、店舗をエントリーしてカード決済する流れが、クーポンによく似ています。
セゾンカードのアメックスブランド限定のサービスです。
筆者はこうしたものまで含めて、クーポンと捉えて生活しています。
QRコード決済では、もはや驚くほどの還元率は出なくなりました。
これを理由に、「クレジットカード直接決済のほうがいい」という意見もよく見られます。
ですが、事前に配布されているクーポンを使えば、QRコード決済で5%程度の還元が得られます。
クーポンも、決済の手段に基づき2種類に分けておきましょう。
・ QRコード決済にセットして支払うもの
・ 提示して割引を受け、支払方法は自由なもの
クレジットカード直接決済でいいというのは、後者にだけ当てはまる話です。
お得な生活のためには、クーポンを見つける習慣とともに、キャッシュレス決済の手数の多さが重要です。
次のQRコード決済から、クーポンが多く発行されています。
★★PayPay
★au PAY
次の会員については、さらにクーポンが増えます。
★★★ソフトバンクユーザー(PayPay)
★★★Yahoo!プレミアム(PayPay)
★★★auスマートパスプレミアム(au PAY)
Yahoo!プレミアム(月額508円)に加入すると5%還元のクーポンが多くもらえます。
このサービスは、クーポンだけで元が取れることはありません。
Yahoo!の他のサービスで特典を得て、併せてクーポンも使うイメージです。
クーポンに特化して言うと、○%還元よりも「100円引き」等のクーポンが多数発行される月額548円「auスマートパスプレミアム」が、携帯キャリアを問わずおすすめです。
毎月1回発行されるローソン250円割引クーポンを確実に使うと、クーポンだけでも毎月得になる可能性が大です。
月会費の元を確実にクーポンで取り返しておいて、それから多数ある他の特典でプラスアルファにするといいでしょう。
auスマートパスプレミアム会員の場合、2種類のクーポンが出ています。
★★★au PAYアプリにセットして使うもの(au PAYアプリから探せる)
★リロクラブ提供のクーポンで、auスマートパスアプリから提示して使う
後者を見逃しがちですが、こちらもチェックをおすすめします。
ただし、後述の他のクーポンと被っていることが多いため、探す価値は下がります。
いっぽう、次のQRコード決済については、クーポンはそれほど多くありません。
ただ、探す価値がないほどでもなく、この点微妙です。
★d払い(dポイントと共通)
★楽天ペイ(楽天ポイントと共通)
共通ポイントとの共用クーポンのため、「QRコード決済にあらかじめセット」して使うわけではありません。
基本的には使う際にクーポンを提示します。
2023年6月現在、両者にはこんなクーポンがあります(一例)。
★【d払い・dポイント】
・ 「ローソン」カップ麺等20%オフ
・ 「ドトールコーヒーショップ」サイズアップ
・ 「ピザハット」デリバリー半額
・ 「ロッテリア」チーズバーガーセット等130円引き
★【楽天ペイ・楽天ポイント】
・ 毎月開催「くすりの福太郎」1点15%オフ
・ サンドラッグ1点15%オフ
・ コナカメンズスーツ/フォーマル15,000円引き
知っておくと得になるシーンがあります。
筆者は現在、ドトールコーヒーでこう決済しています。
1. d払い(dポイント)のドトールのクーポンを提示(サイズアップ)
2. dポイントを提示して付けてもらう
3. 三井住友カードタッチ決済で支払う
3 でd払いでなく、三井住友カードを使うのがコツです。
d払いで支払うのはクーポン適用の要件になっていません。
2023年7月より、スマホのタッチ決済で7.0%以上の還元となります(6月まで5.0%以上)。
ちなみに、「サイズアップ」クーポンの前は「30円引き」クーポンが出ていました。ますます見逃せません。
LINE Payにもクーポンがあり、2022年夏ごろまではスーパー等実店舗で使い甲斐がありました。
現在はオンラインの1~2%オフクーポンのみになりました。
最後まで5%オフを維持していた出前館も2%オフになっています。
三井住友カードユーザーのため実店舗でLINE Payをよく使う筆者も、LINE Payクーポンをチェックする価値はもはやなくなったと判断しています。
唯一、「プリペイドカード(U-NEXT、Hulu、Spotift、DMM、Xbox)を定期的に2%オフで買える」メリットはまだあるでしょう。
クーポンは他にも、しかも無数にあります。
効率を考えたとき、果たしてどこまでチェックすればいいでしょうか。
LINE Payクーポンとは別の、LINEクーポンはいまだ価値が高いものです。
商品単位で割引の設定されるLINEクーポンは役に立つので、チェックしたほうがいいでしょう。
一例ですが2023年6月現在、次のクーポンが出ています。
・ ローソン(前述のdポイント・d払いと基本同一)
・ ファミリーマート
・ 吉野家
・ マクドナルド(モバイルオーダー対応)
・ バーガーキング
・ 銀だこ
・ 日高屋
・ ケンタッキー・フライドチキン
・ ガスト・ジョナサン等すかいらーく(ドリンクバー割引券はぜひ使いたい)
・ ココス
・ デニーズ
・ ピザハット
・ ドミノピザ
・ ナポリの窯
・ ライフ
・ いなげや
・ 関西スーパー
・ 相鉄ローゼン
・ サンドラッグ(1点15%オフ)
・ トモズ(商品問わず150円引き)
どのお店も基本「商品単位」での割引です。
ただドラッグストアに関しては、しばしばなんにでも使える割引クーポンが出ているので要注目です。
LINEクーポンは決済方法を問わず適用されます。
LINEと同じグループであるYahoo!のクーポンは、アプリだけでなくYahoo!ポータルサイトの「おトク」から使えます。
LINEとラインナップは似ていて、商品単位の割引の点も同じです。
次の店舗(一例)は、LINEにはありません。
・ ロッテリア
・ モスバーガー
・ フレッシュネスバーガー
・ ピザーラ
・ 上島珈琲店
ただし全般的にはLINEにあってYahoo!にない店舗のほうが多いので、LINEを優先し、上記一部店舗のためにYahoo!をチェックすると、無駄がないでしょう。
Yahoo!のマクドナルドクーポンはモバイルオーダーで使うことはできず、窓口専用です。
ポストペイ式電子マネーのQUICPayにもクーポンがあります。
2023年6月現在、次のクーポン(一部抜粋)があり、使い勝手のいいものもあります。
・ コメダ珈琲(サイズアップ)
・ ココス(セットドリンクバー159円)
・ 上島珈琲店(50円オフ)
・ ビックカメラコジマ(3%オフ)
・ JINS(10%オフ)
・ キリン堂(10%オフ)
・ 眼鏡市場(5%オフ)
その他大手紳士服、カラオケ、居酒屋等で○%オフや1敗無料などのサービスがあります。
提供しているのはリロクラブで、他のクーポンと被るものもありますが、独自性もみられます。
クーポン提示後、QUICPayで支払うのは要件となっていません。
ただ、あくまでもQUICPayユーザーのためのクーポンです。
決済できる状態にしておいたほうが無難でしょう。
各店舗アプリをお使いの方は、アプリのクーポンももちろんチェックしましょう。
店舗によってクーポンを探す価値は千差万別です。
筆者が高い価値を見出しているのは「トモズ」アプリです。
なにしろ毎週水曜日に、1点15%オフクーポンが登場します。
ポイントの価値も高い(還元率1.0%で、しばしばポイントアップの日あり)ので、ドラッグストアトモズをお使いの方は、必ず会員になってアプリを持ちましょう。
それから「スギ薬局」もクーポンが多くおすすめです。
いろいろと見てきました。
忙しい方は、★3つのものだけ見れば十分に思います。
これ以外にも世間にはクーポンサイトがあるものの、手間とリターンとを比較すると、チェック不要ではないかと考えています。
まだ追求したい方は、EPARKなどチェックすればいいでしょう。
クーポンは以前からありますが、キャッシュレスとは別個の存在だったと思われます。
現在は、キャッシュレスの主たる部分こそクーポンになったといえます。
探す手間を考えながら、ちょうどいい範囲でお使いください。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)
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