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【メルカリ】狙っていた商品が買われそうなとき 「横取り」OKとNGの境界線はこれ
ではまず売れる商品の書き方のコツを紹介していきましょう。
筆者がいろいろな出品物を見ている中で気になるのが、商品説明を見ても「それが何の商品なのかわからない」アイテムです。
出品する側から見れば当然それが何かわかっているのでしょうが、写真を見ればわかるでしょとでも言わんばかりに、商品説明が最低限しか書かれていない商品をよく目にします。
まずはその商品が、何であるのかを他の人がわかるように書かなければ、売ることは難しくなります。
一般的な商品説明の他に、もし型番や品番がわかるのであれば、それも説明に記載しておきましょう。
特に外見がそっくりでも品番が違う商品などは、間違えて購入して使えないこともありえます。
購入者がそこのことを知っていれば、品番が書かれていない商品の購入はためらってしまうかも知れません。
さらに出品物を検索する人は、品番で検索している場合もあります。
もし品番を入れていないと検索に引っかからず、せっかくの売れるチャンスを失ってしまいます。
検索対策としては商品名がひらがなやカタカナ、あるいは英文字など複数の文字で表記されがちな場合、そのすべての表記で商品説明の中に名前を入れておいた方が良いでしょう。
その他に商品のサイズや重量などもできるだけ明記しておいた方が売れやすくなります。
商品の状態に関してもハッキリ書いておきましょう。
どの程度使用したのか、外見的に汚れなどがあるかなど、しっかり商品をチェックして商品説明の中に入れておけば、購入希望者はそれを見て安心して買うかどうかを判断できるようになります。
商品説明を単なる出品物として説明するのではなく、その商品がどのような魅力を持っているかも入れておくべきです。
出品した商品について詳しいことを知っているユーザーならそんな説明は必要ありませんが、もし初めてその商品を見るユーザーに、どんな魅力やメリットがあるのかを伝えることができれば、より売りやすくなるはずです。
出品物を探してお目当てのものを見つけた時に気になるのが、「なぜ出品者はこれを売ろうとしているのか」ということです。
もしかしたら何か問題があったのか、あるいは状態が悪くなったから売ろうとしているのかなど、理由がわからないと即決で購入の決断ができなくなる場合もあります。
そのため、例えば「新型に買い換えたため状態は良いのですがお譲りします」など、なぜ出品したのかという正当な理由を記載しておけば、安心して購入できるようになるはずです。
では続いて、商品説明で書くべきではない内容について見ていきましょう。
NCNRとは「ノークレームノーリターン」、つまり購入した商品に対して一切クレームを付けず、返品も対応しないことです。
これは仮に商品に問題があっても対応はしませんという意味になるのですが、メルカリでは返品不可はルール違反となり、原則的に出品者は返品に対応するべきという指針となっています。
そのためNCNRはメルカリの中では通用しませんので、本来商品説明の中に書くべきことではありません。
もちろんそう書いておき問題ある商品を売って、ルール違反ということを知らないユーザーの返品要求を突っぱねることはできるかも知れませんが、本来ルール違反であるのを知っているユーザーから見れば、購入したくない出品者と見られてしまいます。
言葉遣いが乱暴な商品説明も、商品を売りにくくする原因となります。
あまりに雑な文章だったり、ごう慢さを感じさせるような文章だったりすると、購入しようとしている人がいても、取引がスムーズに進まないかもと疑問を持ってしまいます。
商品説明の文章は必ず「です・ます調」で、丁寧な書き方をしてください。
誤字脱字は気付いた時点で必ず直しておきましょう。
商品説明に誤字脱字があると「雑な出品者」と思われてしまったり、場合によっては「日本人でないかも?」と思われてしまったりするリスクがあります。
値下げ交渉はメルカリにおいて当たり前にされるもので、無理な値切りも多いため出品者としては頭が痛い問題です。
そのため商品説明の中に「値引き交渉はお断りします」と書いてしまうこともよくありますし、実際筆者もそう書いておくことも少なからずあります。
しかしこのようなひと言は購入者側から見るとあまり良い印象ではなく、冷たい出品者とみられてしまうかも知れません。
筆者もこのような書き方をした場合、売れにくくなるという感覚を持っています。
価格交渉は手間がかかりストレスにもなりますが、それを差し引いてもできるだけ避けるべき表現と考えておきましょう。
このようにメルカリで商品を売るためにはいくつかのポイントがあり、ひとつずつ丁寧に商品説明を考えていけば、今までよりもずっと商品が売りやすくなるかも知れません。
ただし商品説明の内容は必ず誠実に書き、例えば商品の状態をごまかすようなことを書いてはいけません。
だますような商品説明を書いて売れたとしても、結果的に購入者が不満を持ち返品要求をされるリスクがありますし、返品を断ることを繰り返すとアカウントが凍結されるリスクもあります。
商品自体をごまかすのではなく、誠実に状態を記載し、商品の魅力を伝えるような商品説明を心がけて、ぜひメルカリの売り上げをぐんとアップさせてくださいね。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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