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楽天証券の投信積立を「楽天カードのクレジット決済」で設定している際、信託報酬で楽天証券の手数料が年率税込0.40%の商品に対して、ポイント進呈率を進呈率0.20%⇒0.05%~1.00%に引き上げます。
引上率改定後は、カードのグレードによって最大1.00%の楽天ポイントが進呈されるようになります。
信託報酬のうち、楽天証券へ支払う手数料が年率税込0.40%の商品
※低コストインデックス銘柄(eMAXIS Slim等)も対象となります。
ポイント進呈率0.20%⇒0.05%~1.00%(還元率はカード種類によって異なる)
参照:楽天カード
「楽天カード」クレジット決済の他、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」も楽天証券の投信積立で利用でき、新NISA制度のつみたて投資枠を全額キャッシュレスで行えます。
投信積立で楽天ポイントも付与され、かなりお得です。
楽天カードで楽天キャッシュにチャージし、楽天証券で投資積立を行っているという場合も多いと思います。
楽天キャッシュで投信積立をする場合、
毎月10万円の投信積立で進呈される楽天ポイントで、楽天カードで上限5万円/月、楽天キャッシュで上限5万円/月となります。
そのため、楽天カードのグレードと積立金額に合わせて、楽天キャッシュと楽天カードの比率、金額を調整すると、効率的にポイントが狙えます。
楽天キャッシュと通常の楽天カードであれば同等のポイント付与率、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードでは楽天キャッシュを上回るポイント付与となります。
参加できるキャンペーンなどでも変わるので、情報収集が重要です。
人気の低コストインデックス銘柄であるeMAXIS Slim全世界株式(S&P500)、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も対象となります。
2024年新NISA実施にむけて、さらにつみたてNISAの需要が拡大したときの対策として、楽天経済圏ならではのサービス連携を駆使した改定といった印象です。
新NISAの非課税対象枠は毎月10万円ですが、国内の証券でこの最大10万円分満額のポイント付与があるのは、楽天証券だけとなります。
楽天カードのグレードによって還元率が異なりますが、今後新NISAで10万円の積立を行う場合は、かなりお得な改良です。
気になる点としては、「ポイント進呈プログラムは変更することもある」という注意書きです。
これまでも新しいサービスが始まる初期段階などは高還元率のポイント進呈がありましたが、徐々に付与率が下がるなど改悪がありました。
今回の楽天によるポイント進呈の発表を受けて、他証券会社も新規囲い込みに向けて対策をしてくる可能性があるので注目しましょう。(執筆者: 太田 玲世)
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