2023年4月の吉日・凶日 運気を引き寄せる「日本三大金運神社 」
進学や進級、就職や転勤など、たくさんの人が新生活をスタートさせる4月です。
大事な1か月だからこそ、しっかり運気を呼び込んで、できるだけいいスタートを切りたいもの。
そのためには、運気の良い日を把握してスケジュールを組むことも大切です。
そこで今回は、2023年4月の吉日・凶日について紹介していきたいと思います。
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一粒万倍日
最初は一粒の小さな籾でも、そのうちたわわに実った稲穂に成長するという願いが込められた吉日「一粒万倍日」。
なにかを増やしたい、大きくしたいという願いを叶えてくれる日とされています。
一粒万倍日は1ヶ月に5～7回程度巡って来る吉日なので、寅の日や巳の日/己巳の日といったほかの吉日と重なることも多く、その場合は相乗効果で運気がパワーアップするといわれています。
一粒万倍日に向いていること
- 財布の購入や新調
- 宝くじの購入
- 投資や出資、貯蓄
- 銀行口座の開設
- 起業や開業
- 移転や引っ越し
- 結婚
- 仕事始め
- 種まき
- 納車
一粒万倍日に向いていないこと
- 借金
- ローンの契約
- ひとから物を借りる
一粒万倍日は自分にとって都合の良いことだけでなく、都合の悪いことも増やしてしまう可能性があります。
借金やローン契約などは、「苦労の種を増やす」ことにも繋がり兼ねないので、できるだけ避けた方がいいでしょう。
寅の日
トラは黄金色の体をしていることから金運の象徴とされており、別名・金運招来日とも呼ばれる「寅の日」。
一粒万倍日と重なると、さらに運気がパワーアップするため、宝くじ売り場の前には行列ができることも珍しくありません。
トラは一瞬で「千里を往って、千里を還る」と伝えられている動物なので、出したお金がすぐに戻ってくるという意味も持っています。
また旅行や漁の出発日に設定すると、無事に帰って来られるといわれています。
寅の日に向いていること
- 財布の購入や新調
- 宝くじの購入
- 銀行口座の開設
- 出資や投資、貯蓄
- 買い物
- 旅行
- 初漁
寅の日に向いていないこと
- 結婚
- 葬儀
寅の日には「すぐに戻ってくる」という意味があることから、
結婚：すぐに実家に戻ってきてしまう＝離婚
葬儀：亡くなった人が戻ってきてしまう＝成仏できない
とされており、この2つは避けた方がいいといわれています。
巳の日/己巳の日
弁財天の遣いをするにヘビ（巳）に願い事をすると、弁財天へと届けてもらえると伝えられている吉日「巳の日」。
この巳の日は12日に一度訪れますが、60日ごとに巡って来る「己巳の日」はさらに運気が良い貴重な吉日して知られています。
己巳の日には、弁財天を祀る神社などで祭礼や縁日が行われ、境内にある銭洗い弁天や銭洗い所でお金を洗い、それを財布に入れておくと金運・財運に恵まれるといわれています。
巳の日/己巳の日に向いていること
- 銭洗い弁天や銭洗い所での銭洗い
- 財布の購入や新調
- 宝くじの購入
- 銀行口座の開設
- 出資や投資、貯蓄
- 起業や開業
- 芸事はじめ
巳の日/己巳の日に向いていないこと
- お見合い、結納、入籍、結婚式など
- 男女一緒の参拝
七福神の紅一点である弁財天は、嫉妬深い神様としても有名。
お見合いや結婚に関することだけでなく、男女一緒の参拝も弁財天を怒らせてしまうといわれているので気を付けましょう。
不成就日
なにごとも成就しないとされる凶日「不成就日」。
金運・財運に関することだけでなく、お見合いや結婚、移転や引っ越し、旅行やパーティーなどのイベント全般まで、とにかくすべてが成就しない日とされています。
一粒万倍日や寅の日といった吉日に重なると、その力を大きく弱めてしまうため、最強の凶日ともいわれています。
どうしても吉日に目が向きがちですが、不成就日などの凶日と重なっていないかどうかもしっかりチェックしておきましょう。
2023年4月の吉日・凶日
2日（日）：一粒万倍日 寅の日
5日（水）：巳の日
8日（土）：不成就日
12日（水）：一粒万倍日
14日（金）：寅の日
15日（土）：一粒万倍日
16日（日）：不成就日
17日（月）：巳の日
20日（木）：不成就日
24日（月）：一粒万倍日
26日（水）：寅の日
27日（木）：一粒万倍日
28日（金）：不成就日
29日（土・祝）：巳の日
2023年4月は天赦日や己巳の日といった貴重な吉日はありませんが、不成就日が吉日と重ならないため、吉日のパワーを邪魔されることなくしっかり受けられます。
注目したいのは、14日（金）の寅の日と15日（土）の一粒万倍日。
2日間吉日が続くのはこの週末だけとなっており、お金に関することはもちろん、新年度の歓迎会といったイベントごとのスケジュールも、ここに設定することで大きな運気を呼び込めるかも知れません。
新年度最初の1か月。
吉日と凶日を事前にチェックして、たくさんの運を引き寄せられるようなスケジュールを立てるようにしましょう。
日本三大金運神社
行動制限もなくなり、外出や旅行に行く人も多くなってきました。
そこで今回は、一度は行ってみたい金運を呼び込むオススメのスポットして、日本三大金運神社を紹介します。
新屋山（あらややま）神社
住所：山梨県富士吉田市新屋4-2-2
祭神：大山祇命、天照皇大神、木花開耶姫命
ご利益：金運上昇・商売繁盛・農林業繁栄など
どんなスポット？
地元の方には「ヤマノカミサマ」と親しまれている新屋山神社。
1534年に創建され、古くから山を守る神、農業・産業の神として地域の林業や農業に携わる人々に信仰されてきました。
水源や森の近くで原生林が繁茂する小高い丘にある本宮と、富士山の2合目にひっそりと鎮座する奥宮があります。
金運のご利益があるといわれるのは、この奥宮。金運アップを祈願するにはお参りの作法があるので、それに従ってお参りするようにしましょう。
参照：新屋山神社
金劔宮（きんけんぐう）
住所：石川県白山市鶴来日詰町巳118-5
祭神：瓊瓊杵尊、菅原道真、大山咋命など
ご利益：健康長寿、生業繁盛、夫婦円満など
どんなスポット？
白山七社のうちのひとつ。
紀元前95年に創建され、源平合戦時には源義仲が大勝を奉謝したり、奥州へ向かう源義経が参拝したりと様々なエピソードが残されています。
金運アップのご利益があるのは本殿の横にある乙剱社。
メディアで紹介されてから有名になり、遠方からの参拝者も多くなっています。
授与所には金運パワーをもらえそうな黄色の金運お守りや、金色の三種の神器が付いたお守りなどが購入できます。
参照：石川県神社庁
安房神社
住所：千葉県館山市大神宮589番地
祭神：天太玉命、天比理刀咩命、天富命など
ご利益：商売繁盛、学業向上、必願成就、夫婦円満など
どんなスポット？
房総半島最南端部の吾谷山山麓に鎮座する安房神社。
「上の宮」と呼ばれる本殿、「下の宮」と呼ばれる摂社、「厳島社」「琴平社」の2つの末社があります。
主祭神の天太玉命は日本の産業創始の神様で、ものつくり、起業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上といったことにご利益があるとされています。
境内には樹齢500年の御神木や、吾谷山から湧き出る御神水（お水取り）があります。
参照：安房神社
新年度のスタート月になる4月。
進学や就職などで環境が大きく変化する方も少なくないでしょう。
2023年の４月は、天赦日や己巳の日といった貴重な吉日は巡ってきませんが、不成就日と吉日が1度も重ならない珍しい1か月でもあるので、吉日の効果はしっかり受け取れそうです。
忙しい時期ではありますが、できるだけ事前にスケジュールを立ててたくさんの運気を呼び込めるようにしましょう。（執筆者：FP2級 藤 なつき）
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