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自動加算されないWAON POINT4つのケース ポイントを受け取れていない可能性があるのでしっかりと確認してください。
筆者は常に10枚以上クレジットカードを持ち、利用頻度が落ちたものから順に解約しています。
とはいえ、クレジットカードがないと絶対生活できないと考えているかというと、そんなことはありません。
クレジットカードなしでどこまでできるか、どんなデメリットがあるか最初に整理します。
カーライフについては後述します。
世間ではこう言われています。
・ クレジットカードを持たないまま年齢を重ねると、もう作れなくなる
・ だから若いうちから1枚は持っておいたほうがいい
一理はあるのですが、実際には40代以上で初めてクレジットカードを作ることが、著しく困難というわけではありません。
その方法の一例です。
1. デポジット式のクレジットカードを申し込む
2. 分割払い(ショッピング・クレジット)を申し込む
3. カードローンを少額借りる
デポジット式は、NEXUSカードが有名です。
カード会社に預け入れた金額がカード限度額になるため、カード会社にリスクがありません。
比較的簡単に審査に通ります。
一般のクレジットカードが欲しい場合、上記すべての方法により、真っ白だった個人信用情報に履歴ができ、審査に通るようになります。
ちなみにこれらの方法は、債務整理の後5年経ち、すべての悪い履歴が消滅した人の場合もまったく同じです。
信用情報がないまま年齢を重ねた人は、審査する側からすれば、金融事故経験者と同じ扱いなのです。
そのため審査が厳しいわけです。
ですがそこから脱出する方法はそれほど困難ではありません。
クレジットカードを使うと、ポイントがたまります。
ですがこのことは、クレジットカードを持たなければならない理由にはなりません。
銀行口座から買い物金額が直接引き落とされるデビットカードも進化しており、クレジットカードと同じように便利に使えます。
世界中の実店舗、オンライン決済だけでなく、公共料金の引落しによりポイントがたまる例も多数あります。
銀行口座引落しと効果はほぼ変わらないのに、デビットカード支払でポイントになります。
高い還元率のデビットカードの一例を挙げておきます。
・ 楽天銀行デビットカード → 1.0%
・ GMOあおぞら銀行Mastercardプラチナデビットカード → 1.2%
・ 住信SBIネット銀行プラチナデビットカード → 1.0%
・ Sony Bank WALLET → 2.0%
また、プリペイドカード(チャージして使う前払い式カード)の中にも、還元率の高いものがあります。
クレジットカードはQRコード決済や電子マネー、Apple PayやGoogle Payとの組み合わせにより、現代社会では実に重要です。
ですがこの機能も、現在の国際ブランドが入ったデビットカードは兼ね備えています。
いっぽうチャージ式のキャッシュレス(交通系やau PAY)になると、デビットカードでは対応しないケースが増えます。
ただ現金チャージができるため、前払いに慣れているデビットカード利用者にとって、ポイント付与がない以外は致命的な問題ではありません。
人気のPayPayも、デビットカード(VISA、Mastercard)と組み合わせ、または現金チャージで問題なく使えます。
ここまで、クレジットカードを持たずデビットカードを中心に利用しても、意外なぐらいデメリットのないことを見てきました。
「将来カードが作れない」ことも、心配しすぎるものでもありません。
ただ、デビットカードでは対応しづらいジャンルがあり、そのひとつがクルマ関係です。
キャッシュレスが便利でお得な世の中といっても、現金払いができないわけではありません。
ところがカーライフの場合、現金にはない「信用」そのものを求められる機会が多くなっています。
信用はクレジットカード固有のもので、デビットカードでは得られません。
クレジットカードがないカーライフは、こうなります。
・ ETCカードが持てない
・ カーシェアに入会できない
・ レンタカーではデビットカード不可のところも(例:オリックス、日産)
・ ガソリンスタンドではデビットカードの支払条件が厳しく、支払える場合もすぐに引き落とされないことが多い(オフライン決済のため)
ETC、カーシェアやレンタカーはまさに信用が求められるものです。
それからガソリンスタンドは、カード利用が瞬時に反映されないことが多くなっています。
ライフラインであるガソリンが、カードの事情で支払えないことが少ない点はメリットですが、デビットカードの利用自体制限されていることが多いのです。
銀行残高が十分あってデビットカードで決済できても、引落しが瞬時でなく最大1か月遅れるため、残高に不足が生じて支払不能になることもあります。
クレジットカードなしで対処する方法も載せておきます。
・ デポジット式のETCパーソナルカードを持つ
・ dカーシェアで、料金をドコモ電話料金合算払いにする
・ ガソリンスタンドでは、ENEOSプリカ(チャージ式)やクオカード、電子マネーを利用する
・ レンタカーはトヨタ、ニッポン
いずれの対処法も、極めて手段が限定されます。
dカーシェアでも、携帯キャリアがドコモでない場合はクレジットカード必須です。
ETCパーソナルカードの場合、デポジット金額が最低でも1万円から必要で、さらに年会費1,275円も取られます。
料金がデポジットを超過した場合利用停止(一時的に)になるなど、極めて使い勝手の悪いものです。
カーライフには、クレジットカード必須と考えるべきでしょう。
クレジットカードは重要なアイテムですが、ないことで支障を生じるのはカーライフ程度です。
それを除けば、デビットカード中心で生活するのも悪くはないでしょう。
年会費を取る高グレードデビットカードも多数登場してきており、それらはポイントも悪くありません。
新社会人も、デビット主体の生活から始めるのもいいでしょう。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)
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