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親知らずの「抜歯」で「給付金」が支払われる保険、支払われない保険
感染症が流行し、すべての陽性者に対して入院措置をとるのが難しい現在、病状によっては臨時の宿泊施設や自宅での療養が推奨されています。
これを受けて各保険会社では、病院以外の宿泊施設や自宅療養の場合でも入院給付金支払いの対象としています。
申請の手続きに必要な書類を一部省略したり、インターネットだけで完結したりと簡単に手続きできるような仕組みを整えている保険会社もあります。
まずは自分が契約している保険会社ではどのような対応をしているのか、確認してみましょう。
以下は、主な保険会社の感染症に関するお知らせページです。
【保険会社】
アフラック 主な医療保険の名称:EVER など
日本生命 主な医療保険の名称:みらいのカタチ など
オリックス生命 主な医療保険の名称:キュア・ネクスト など
メットライフ生命 主な医療保険の名称:マイ フレキシィ など
第一生命 主な医療保険の名称:ジャスト など
明治安田生命 主な医療保険の名称:簡単告知医療保険 など
実際に入院給付金を請求するときの手順です。
それぞれの保険会社によって必要な書類や手続き方法は異なりますが、大まかな流れを知っておくとスムーズです。
保険会社のホームページを見るか、電話にて確認してください。
郵送で請求書を送付するか、インターネットで申請(対応している保険会社の場合)します。
必要書類は以下のふたつです。
・ 保険会社所定の申請書
・ 感染の事実がわかる書類
郵送で手続きする場合、保険会社所定の申請書はネット上の書式をダウンロードして印刷するか、保険会社に請求して送付してもらいます。
感染の事実がわかる書類は、自分で用意します。
保険会社の説明では「医療機関または保健所・自治体など公的機関発行の書類」と書かれていることが多いです。
具体的には、
・ 医師の診断書
・ 就業制限通知書のコピー
・ My HER-SYS(マイハーシス)で取得できる療養証明書
これらのいずれかの書類を準備します。
My HER-SYS(マイハーシス)とは、スマートフォンやパソコン等で利用できる健康管理機能システムのこと。
厚生労働省が開発した「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(HER-SYS)」の個人向けシステムです。
陽性者であると医師に診断されると、医療機関が地域の保健所へ連絡します。
その後、保健所から個人の携帯端末にショートメッセージが送られ、My HER-SYS(マイハーシス)が利用できるようになります。
参照:厚生労働省
気を付けたいのは、医療機関にかからずに自分で検査キットを使って陽性反応がでた場合や、同居家族の感染によるみなし陽性の場合です。
医師の診断がないと、給付金の支払い対象とならない可能性が高いです。
オンライン診療などを利用して医師の診断を受け、申請に必要な公的書類を用意してください。
神奈川県の自主療養届出制度を利用した方は、神奈川県のホームページから療養証明書(自主療養専用)が発行できます。
参照:神奈川県
私はアフラックで「医療保険EVER」を契約しています。
この夏、流行中の感染症にかかり自宅療養を行いました。
入院給付金を申請して受け取ったので、手続き内容や金額などを紹介します。
1日につき5,000円の入院給付金が出るプラン
手続き方法:インターネット申請
感染の事実がわかる書類:My HER-SYS(マイハーシス)で取得できる療養証明書
アフラックはインターネット申請の対応をしていたので、それを利用しました。
ネット上で必要事項を入力するだけなので、10分くらいで申請完了。
療養証明書は、My HER-SYS(マイハーシス)の画面をスマホでスクリーンショットを撮り、アップロードしました。
申請の手続きをしてから1週間後に、指定の口座へ振り込まれました。
申請者が多くいることが予想されたので手続きには時間がかかるだろうと思いましたが、あまりの早さにびっくり。
同じ日に別の保険会社への申請を郵送で行っていますが、こちらはまだ手続きが済んでいません。
5万5,000円が入金されました。
自宅療養期間は11日間として申請し、そのまま受理されています。
医療保険は入院しないと使えないと思いがちですが、社会現象となるほどの感染症の場合は入院しなくても特別対応で入院給付金の対象となることがあります。
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