節約は毎日コツコツやる方法もありますが、筆者はコツコツが苦手です。

節約はピンポイントで行っています。

そんな中で「数年間、店で買っていないもの」があります。

今回は、無理なく続けられるプチ節約の一例を紹介します。

10月ごろから始動「クリスマスケーキ」は懸賞で当てる

筆者は3年間クリスマスケーキを買っていません。

しかし毎年、高級なクリスマスケーキを食べています。懸賞で当てているのです。

「懸賞はなかなか当たらない」というイメージがありますがクリスマスケーキは話が違います。

クリスマスケーキの懸賞は、メーカー協賛で行うことが多く、当選人数が多いのです。

さらに「一定金額以上のレシート添付」や「はがきでの応募」という応募条件が加わるため、スマホで簡単に応募できる懸賞よりも応募人数が減ります。

クリスマスケーキは、イチゴやクリームの値上がりに伴って1つ数千円です。

懸賞のクリスマスケーキも数年前までは外も中もイチゴでしたが、昨年は中だけ桃に変更されていました。

それでも1つ4,500円のケーキが当たるとうれしいものです。

年末年始にかけては出費がかさむ時期です。

クリスマスケーキ代の節約は大きいのではないでしょうか。

クリスマスケーキの懸賞は10月ごろから準備が必要

スーパーマーケットの懸賞はがきコーナーをこまめにチェックしてメーカー協賛のクリスマスケーキ懸賞を探します。

筆者のように毎年狙っている人は意外と多く、懸賞専用はがきはすぐになくなります

一般的にクリスマスケーキは数種類あり、高級になればなるほど当選人数が減ります。

ケーキの種類にこだわらず当選人数が多いランクのケーキを選ぶことも当てるコツです。

こまめにチェック「コンディショナー」はメルカリで物々交換

筆者の家庭は皆髪が短いためコンディショナーの消費がゆるやかです。

そのため、コンディショナーはメルカリで購入しています。

「購入する」といってもお金は使いません。

家にある不用品を販売して、貯まった売上金で購入します。いわゆる物々交換になるのです。

「シャンプー」ではなく「コンディショナー」ということがポイントです。

シャンプーとコンディショナーは、パッケージが似ているものが多く、シャンプーと間違えてコンディショナーを買う人がいます。

そうすると、コンディショナーは使わないためメルカリで売るのです。

シャンプーは購入希望者が多く、なかなか値下げはされませんが、コンディショナーはトリートメント派もいれば使わない派もいるため需要が減り、安く出品されることがあります。

そしてコンディショナーのような日用品は単価が安いため、少しの売上金でも購入することができます。

日ごろから不用品を少しずつ売っておくと、コンディショナーが欲しくなるころには2,000円程度貯まっています

メルカリをこまめにチェックし、予算にあったコンディショナーが出品されたら購入するようにしています。

先日、メルカリの送料が値上げされました。

小さなものや安いものを購入すると送料がかさんで割高になることがあります。

コンディショナーは、単価が安い割に送料がかかるため、少しだけ買うと割高になります。

今後は、ある程度売上金を貯めて、まとまった量を出品している人から購入することが得するポイントになるでしょう。

「ポケットティッシュ」は年1回のポイントカード福引でもらう

筆者は百貨店のポイントカードを持っています。

系列のスーパーでもポイントが貯まるため、1年間貯め続けると現金換算で1万円以上のポイントが貯まります。

貯めたポイントは、毎年4月のキャンペーン期間中に一気に使うことにしています。

なぜならば、キャンペーン期間中にポイントで買い物をすると500ポイント使用ごとに1回の福引ができるからです。

例えば1万円分のポイントを使えば20回の福引をすることができます。

当たれば商品券や電化製品などの豪華な賞品をもらうことができますが、はずれてもお菓子やポケットティッシュから好きなものをもらうことができるのです。

20回も福引をすると数枚は商品券が当たります。

年に1回のキャンペーンのため、当選確率が高いのです。

そしてはずれたものは、すべてポケットティッシュにしてもらいます。

ポケットティッシュは花粉の季節は必需品です。

福引でもらったポケットティッシュは花粉の季節に一気に消費します。

はずれ賞のポケットティッシュは大手メーカーの鼻にやさしい商品です。

自分では買わないけれどもらえるとうれしくなります。

ゲーム感覚で楽しめるプチ節約

節約は、毎日コツコツすることも大切ですが、筆者のように毎日の生活は「のびのびお金を使いたい」という人もいます。

プチ節約は、ストレスがなく「ちょっと楽しみ」な節約方法です。

「節約は貧乏な感じで嫌だ」という人は、ゲーム感覚で楽しめるプチ節約から始めてみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)

情報提供元: マネーの達人
記事名:「 無理なく続ける「プチ節約」 節約家の筆者が数年間、店で買っていないもの紹介