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除湿機には機能が異なる3つのタイプがあります。
乾燥剤で湿気を除去するタイプで、冬の除湿に適しています。
空気中の湿気を冷やして水滴にして除去するタイプで、夏の除湿に適しています。
冬はデシカント方式、夏はコンプレッサー方式で除湿します。
これらのタイプのどれを選ぶかで購入価格や電気代が違ってきます。
新たに除湿機を購入する場合は、除湿機の本体価格だけでなく、使用時の電気代の目安を事前に知っておくことが大事です。
当然ながら、洗濯物量の目安が大きくなるほど本体価格も使用時の電気代も高くなりますが、ここでは3タイプで唯一比較可能な「洗濯物量の目安2~2.5人用除湿機」の本体価格と、使用時の電気代を調べて表にしてみました。
除湿機のタイプ | 本体価格 ※価格.com最低価格 | 電気代/時間 ※標準モード使用 | 電気代/月 ※8時間×30日使用 |
デシカント方式 (F-YZVXJ60) | 2万8,763円 | 50Hz・60Hz 約7.7円 | 50Hz・60Hz 約1,848円 |
コンプレッサー方式 CV-P71) | 3万4,000円 | 50Hz約4.7円 60Hz約5.1円 | 50Hz約1,128円 60Hz約1,224円 |
ハイブリッド方式 (F-YHVX90) | 4万4,668円 | 50Hz・60Hz 約5円 | 50Hz・60Hz 約1,200円 |
除湿機の寿命は5~10年ですが、その間に発生する電気代が家計に大きな影響を及ぼします。
したがって、購入にあたっては電気代で選ぶことが不可欠です。
とはいえ、電気代が安い除湿機を買っても、使い方によって電気代が高騰するケースもあります。
特に以下の使い方は電気代が跳ね上がるので注意が必要です。
消費電力量が多い「速乾モード」を使うと、電気代が高騰します。
ハイブリッド方式(F-YHVX90)でも、速乾モードで使うと1時間あたりの電気代が14.5~15円(標準モードの3倍)です。
その状態で1日8時間・1か月使用すると、1か月の電気代は3,480~3,600円となります。
電気代が高い除湿方式なら、さらに電気代が高額になります。
4人家族の洗濯物の乾燥に2.5人用の除湿機を使うなど、除湿能力を超える量の洗濯物を干すのもNGです。
それによって除湿機の使用時間が長くなり、電気代が高騰します。
除湿機の使用で電気代を抑えたいなら、以上の使い方は避けるべきです。
適切な使い方でも、毎日の使用で1か月約1,200~1,800円の電気代がかかります。
電気代が高騰する中でこの支出は、結構痛いものです。
しかし、3つの工夫で除湿機の稼働時間を短縮し、電気代を安くすることは可能です。
在宅時間が多い人や時間に余裕がある人におすすめの方法です。
除湿機の使用時間と電気代を大幅に減らせます。
扇風機と除湿機の併用で、除湿機の使用時間を減らす方法も非常に有効です。
たとえば、わが家ではデシカント方式の除湿機と扇風機を併用しながら、2人分の洗濯物を乾燥しています。
除湿機だけだと乾燥までに約8時間かかりますが、扇風機との併用で乾燥時間は半分(4時間)に短縮されます。
一般的な扇風機の1時間あたりの電気代は約0.5円です。
それをもとに除湿機と扇風機を1日4時間・30日使用した場合の電気代を計算すると984円となり、上の表に記したデシカント方式の電気代よりだいぶ安くなることがわかります。
洗濯物が多い時は、コインランドリーの乾燥機を利用することも、電気代の節約に有効です。
たとえば、わが家の近所にあるコインランドリーの乾燥機利用料金は、30kgまで100円です。
シーツやカーテンなどの大物や旅行後に洗濯する衣類が多い場合は、乾燥に時間がかかりすぎ、電気代が高い速乾モードの使用が視野に入るケースも出てきます。
そのような時こそ、安価で利用できるコインランドリーの乾燥機が役に立ちます。
それによって除湿機の「速乾モード」を使用せずに済むばかりか、使用時間の短縮もでき、電気代の負担を大きく抑えることができます。
梅雨入りした今こそ、ぜひ以上でご紹介した方法をぜひ試してみてください。
それによって梅雨の電気代の負担を軽減できるでしょう。(執筆者:大岩 楓)
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