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なお、商品の価格は筆者購入時のものです。ご了承ください。
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まずはファミリーマートのPB商品「クリアモルト」です。
価格は137円と、本麒麟より6円安くなっています。
クリアモルトの商品詳細は、次の通りです。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)大麦、大麦スピリッツ
アルコール分:6%
製造場:麒麟麦酒株式会社
製造は麒麟麦酒株式会社とあり、原材料とアルコール分も本麒麟とまったく同じです。
もしかすると缶のデザインがちがうだけで、クリアモルトの中身は本麒麟かもしれません。
そんな期待を胸に抱きつつ、さっそくグラスに注いでみました。
残念ながら泡立ちはイマイチで、泡の持ちもあまり良くありません。
炭酸の強さはまずまずですが、苦みは少なめです。
全体的に薄い印象で物足りないような気もしますが、あっさりしていて飲みやすいともいえるでしょう。
ただ、後味に若干のえぐみの残るところが筆者は苦手でした。
6円しかちがわないのなら本麒麟を選ぶかなと、というのが筆者の感想です。
次はローソンの「ゴールドマスター」です。
価格は128円で、本麒麟より15円安くなっています。
缶のデザインがおしゃれでかわいくて、カクテルのような印象です。
ゴールドマスターの商品詳細は、次のように記載されています。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ
アルコール分:6%
内容量350ml
製造場:麒麟麦酒株式会社
こちらもキリンビールの製造で、原材料・アルコール分ともに本麒麟と同じです。
グラスに注いで驚いたのは、泡のキメの細かさです。
生クリームのように弾力のある泡は、本家本麒麟よりリッチで濃厚かもしれません。
炭酸はやや強めですが、苦みは少なく感じました。
若い頃に飲んでいたバドワイザーのような軽さがあり、あっさりしたテイストの中に甘みもあります。
本物のビールほどのコクを求めると物足りなさはあるものの、128円でこの味わいなら十分コスパは高いと感じました。
セブンプレミアムの「ザ・ブリュー」は、税込124円です。
本麒麟よりも約20円も安い価格で販売されています。
ザ・ブリューの商品詳細は次の通りです。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)
アルコール分:5%
内容量:350ml
製造者:サントリービール株式会社
ザ・ブリューの製造はサントリービールです。
“100%天然水仕込み”の表記に、サントリーらしさを感じます。
筆者最愛のプレミアムモルツを製造しているサントリーの新ジャンルですが、プレモルとの共通点はあるでしょうか。
ザ・ブリューの泡立ちは悪くないものの、飲んでみるとキメの粗さが気になりました。
炭酸はやや強めで、若干トゲがある印象です。
当たり前ではありますが、プレモルとは全くちがう飲み物でした。
でも、あっさりすっきり薄味ながらも苦みもほんのり味わえて、価格は124円です。
喉が渇いているときにゴクゴク飲むには良い商品ではないでしょうか。
Style Oneは、関東や東海地方に展開するアピタ・ピアゴ、近畿地方に展開するイズミヤなど、総合大型スーパーのPBです。
そんなStyle Oneの新ジャンル「シャインモルト」の商品詳細は次の通りです。
原材料名:発泡酒(コーンスターチ、麦芽、大麦、ホップ)、スピリッツ(米、大麦)/炭酸ガス
アルコール分:6%
内容量:350ml
原産国名:大韓民国
原産国は大韓民国で、製造会社の記載はありません。
原材料もこれまで飲んできた新ジャンルとは少し異なり、コーンではなくコーンスターチを使用しています。
さっそくグラスに注いでみると、きれいな泡が立ちました。
泡のキメはそれほど細かくないものの、泡持ちはそこそこ良いようです。
炭酸は強めで苦みは少し。後味が少し気になるものの、のど越しが良くすっきりした味わいです。
これで113円なら、コスパは高いと感じました。
スターセレクトは、ライフやヤオコーのPBです。
スターセレクトの「ぐい麦」は、99円という破格の安さです。
ぐい麦の商品詳細は次の通りです。
原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、コーンスターチ、大麦)、スピリッツ(大麦)
アルコール分:5%
内容量:350ml
原産国名:韓国
こちらも原産国は韓国で、製造会社の記載はありません。
”ドイツ産のホップ使用”で”コクのある味わい”と表記されていますが、さていったいどうでしょう。
グラスに注いでみたところ、泡立ちは悪くありません。
でも、キメの粗い泡は長持ちせず、写真を撮っている間にどんどんなくなっていきました。
一口飲むと強めの炭酸がグッときますが、炭酸もすぐに抜けてしまうようです。
ぐい麦をおいしく飲むためには、冷蔵庫から出してすぐに飲み干す必要があるでしょう。
新ジャンルとはいえ、100円以下でおいしく作るのは無理があるのかもしれませんね。
イオンのPBであるトップバリュの「バーリアル」は、さらに安い78円です。
バーリアルの商品詳細は、次のようになっています。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ
アルコール分:5%
製造場:麒麟麦酒株式会社
破格の安さでありながら、製造はキリンビールです。
アルコール分は1%低いものの、原材料の内容は本麒麟とまったく同じです。
とはいえ、価格は本麒麟の半額に近い78円です。あまり期待はできないでしょう。
グラスに注いでみると、キメの細かい泡がきれいに立ちました。
炭酸の強さはそこそこで、苦みもほんのり感じます。
でも、独特の癖のある風味が強く、新ジャンルとはまた別のジャンルの飲み物のように感じました。
ビールに近い味が正解だとすれば不正解かもしれませんが、まったく別のアルコール飲料だと思えばアリかもしれません。
最後に試したのは、バーリアルの「リッチテイスト」です。
レギュラータイプのバーリアルと同じく78円で、商品詳細は次のようになっています。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ
アルコール分:6%
製造場:麒麟麦酒株式会社
先ほど試したバーリアルとのちがいは、アルコール分が6%になったこと。
つまり商品詳細は本麒麟とまったく同じになりました。
こちらも泡立ちはかなり良し。きめ細やかな泡が唇に心地よいです。
炭酸は強めで、少々トゲを感じます。
あっさりテイストの多い新ジャンルにしては、苦みもコクもあるようです。
後味にえぐみの残る点が気になりましたが、レギュラータイプのバーリアルよりはビールっぽいと感じました。
78円でこの味わいなら、コスパは高いといえるでしょう。
本麒麟よりわずかに安いクリアモルトから半額近いバーリアルまで、7種類のPBの新ジャンル飲料を試してみました。
筆者が一番気に入ったのは、ローソンのゴールドマスターです。
本麒麟よりも15円安いので、毎日の晩酌をゴールドマスターに切り替えると1か月で450円も節約できます。
毎日アルコールを飲む人なら、1円でも安い商品に切り替えるとそれだけで節約につながります。
好みの新ジャンルが見つかれば儲けもの。
低価格で手に入るPBの新ジャンルを、試してみてはいかがでしょうか。(執筆者:桧山 あい)
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