【メルカリ】「まとめ売り」or「バラ売り」 どちらが利益が多くなる？ パターン別解説
メルカリで商品を販売する際、まとめ売りにしようか、バラ売りにしようか迷った経験がある方は少なくないはずです。
適当に選択してしまうと、送料が高くなり利益が少なくなってしまったり、発送に余計な手間がかかったりしてしまうので注意が必要です。
今回はメルカリの達人である筆者がこれまでの経験をもとに、まとめ売りかバラ売りか、どちらが利益が多くなるのかを解説します。
まとめ売りの方が利益が多くなるパターン
ではまず、まとめ売りの方が利益が多くなりやすいパターンからご紹介します。
個別に送ると送料が高くなる場合
バラ売りをして一つ一つ発送すると送料が高くなる場合は、まとめ売りをした方が利益が多くなります。
たとえば、まとめて発送すれば宅急便コンパクト380円で済むものを、一つあたり175円の送料で3回にわけて発送すると、バラ売りの方が送料が145円高くついてしまいます。
まとめ売りかバラ売りか迷った時は、まず両方のパターンで送料を計算し、安く済む方を選択すると利益が多くなるはずです。
数が多く個別だと発送に手間がかかる場合
まとめ売りなら1回の梱包・発送で済むけれど、個別に発送すると10回になってしまうなら、まとめ売りの方が手間がかからないのでおすすめです。
送料で比較するのも重要ですが、数が多いなら発送の手間まで含めて考えた方が良いでしょう。
梱包したりコンビニなどに持ち込んだりする手間は意外とかかります。
バラ売りすると発送が5回以上にわかれてしまうなら、まとめ売りすることを検討してみてください。
セットで販売されている商品
もともとセットで販売されている商品は、バラ売りだと売れにくい傾向にあります。
たとえば、クレンジング・洗顔・化粧水・乳液がセットになったトライアルセットは、セットの方が需要が高いため、バラ売りだとかなり値段を下げても売れない可能性があるのです。
漫画や小説もバラより全巻セットの方が売れやすいでしょう。
セット品を出品する時は、まずバラにせずそのままで出品して様子見してください。
バラ売りの方が利益が多くなるパターン
では次に、バラ売りの方が利益が多くなりやすいパターンをご紹介します。
まとめ売りだと送料が高くなる場合
たとえば、送料が一つ175円で済むものを3つ出品する場合、まとめて発送すると送料が「175円×3つ＝525円」を超えてしまうならバラ売りの方が良いです。
ただし、数が多くバラ売りにすると梱包・発送に手間がかかり過ぎるなら、多少送料が高くてもまとめ売りした方が良いかもしれません。
同じ商品が複数ある場合
同じ商品が複数ある場合、物によってはまとめ売りすると売れにくい可能性があるので注意が必要です。
化粧水やクレンジングは毎日使えば1本あたり1か月ほどでなくなるため、ストック用と考えれば同じ物が2つセットになっていても問題ないでしょう。
しかしキャラクターもののキーホルダーや、ぬいぐるみなどは、同じものをいくつも同時に欲しいと思う人はあまりいないと筆者は感じます。
そのため、同じ商品はまとめて出品せず、バラ売りする方法で検討してみてください。
適切な方を選び手間をかけず利益を出そう
まとめ売りかバラ売りかどちらが利益が出やすいかは、出品する物によって異なります。
一概に「どちらが良い」ということはなく、時と場合により変わりますので見極めが大事です。
今回ご紹介したポイントを見てもまだ迷うなら、まとめ売りかバラ売りかどちらがよく売れているのか、メルカリアプリ内の売り切れ商品を見てチェックしてみましょう。
まとめ売りではほとんど売れていないならバラ売りを、バラ売りでは売れにくそうならまとめ売りで出品してみてください。（執筆者：メルカリ取引700回以上 石神 里恵）