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「100均アイテム」で約45日分得する ファンデーションを最後まできれいに使い切る方法
筆ペンは、出番は少ないけれど常備しておきたい文具です。
急に必要になりスーパーや文具店に行くと、200円から500円以上のものが並んでいます。
「おめでたいときに使うペンだから安い墨はよくない」と思って奮発しても、出番が少ないため次に使うときには乾いてしまって使えないことが多いです。
筆者の家にも、中途半端に捨てられない筆ペンがたくさんあります。
筆ペンは、文具の中でも高価な筆記具です。
実は100均には、大手メーカーの筆ペンがたくさんあります。
とくに注意してみたいポイントは、使用しているインクです。
コスパが良い筆ペンは「カーボンインク」を使っています。
カーボンインクは、水性ペンのインクとは違い顔料を使っています。
黒色の濃さが深く、水性ペンとは比べ物になりません。
また、カーボンインクはキャップをはずしたときに墨汁に似た香りがします。
筆ペンは筆で書くよりも書きやすく手軽ですが、墨汁の香りがすることで気が引き締まります。
カーボンインクは、にじみにくく、長期間保存しても熱や光で色が変わることも少ないといわれています。
100均でカーボンインクの筆ペンを見つけたら、ぜひ買っておきたい文具のひとつです。
お得度は95%にしました。
残りの5%は、試し書きができないことです。
筆ペンのパッケージには、大筆と小筆と表示されていることが多いですが、筆ペンは筆圧によって線の太さが変わります。
大手文具店ならば、線の太さの見本や試し書き用のペンがあり、実際に書いて太さを確認することができるでしょう。
残りの5%は、理想の太さかどうかは買ってみなければわからないリスクです。
最近の100均には、大手メーカーのシャープ替芯があります。
定価200円以上の商品が100円で並んでいます。
ネットで3個パックを見かけますが、安くても3個で350円程度です。
100均には勝てません。
お得度は90%にしました。
筆者は、ほぼ筆ペンと変わらないくらいお得だと感じています。
しかし数年前までは、100均のシャープ替芯は「100均で買ってはいけない文具」だと思っていました。
なぜならば、100均のシャープ替芯は外国製のものが多く、すぐに折れるし表示の濃さはあてにならなかったからです。
2Bと表示されていても実際はHB程度の濃さだったり、書くたびにポキポキと折れたりして、実際に使える本数はわずかという状態でした。
現在は、大手文具メーカーの商品が増え、ケースは外国製だけど芯は日本製という商品が多くあります。
満点までの10%は、目をひく方ではなく、冷静にコスパが良い方を選ぶ目が必要だからです。
例えば100均には「シャープ替芯3個パックで100円」と「1個100円」が並んでいます。
3個パックにひかれても、1個100円の方を選んだ方がシャープ替芯は「当たり」の可能性は高いでしょう。
※右:100均 左:300円
結婚式や進学祝い、出産祝いなどおめでたいときに使う袋が祝儀袋です。
祝儀袋は、不祝儀袋とは違い飾りがたくさん付いていて色も鮮やかです。
デザインも豊富なため、選ぶ楽しみがあります。
ただ、飾りが多い分値段も高めです。
100均の祝儀袋売り場に立っていると、若い人がやってきて「どうせお金を渡すだけだから100均でいいや」と言っていました。
果たして本当にそうでしょうか。
筆者は、100均の祝儀袋と文具店で購入した300円の祝儀袋を比べてみました。
差は一目瞭然です。
紙質も水引の太さも違います。
※右:100均 左:300円
祝儀袋は、渡す側の立場から見れば「1個」です。
しかし、渡された側からみれば比較対象がたくさんある中の1個になります。
祝儀袋は、お金を渡すための袋です。
しかし、思い入れがあればこだわりも出てくるものです。
こだわりがある祝儀袋を受け取れば、中の金額は同じでも
とうれしく思います。
気持ちも伝わる祝儀袋は「100均でいいや」というよりも、渡す相手を思いながら探したほうが良いものではないでしょうか。
100均の文具売り場には「これ何に使うものだろう?」と思うものもあります。
いつもならば絶対に買わないけれど、「100円だから」と思うと手が伸びる「節約とは正反対の目を惹く商品」です。
中でもマーカーペンは、目をひくユニークな商品が多いです。
一見キャンディに見えるマーカーペンは、2個100円でした。
「横幅が太いからインクの量も多いかも」と思いましたが、開けてみると太い部分はキャップでした。
インクの量はとても少なくお得度は10%です。
このほかにも、
・ 形と色がユニークなプラスチックのように固い消しゴム
・ 図体ばかり大きく収納力がないペンケース
にも要注意です。
ただ、子どもにとってはコスパよりもユニークさの方が重要です。
子ども会の景品にはピッタリでしょう。
100均は、原価が高い商品と安い商品を混ぜて販売する「マージンミックス」という売り方をしています。
高い商品と安い商品を混ぜて買ってもらうことで、バランスが取れるのです。
100均に行くとき、多くの人は「100均で鍋を買う」というように目的のモノがあります。
しかし実際に店内に入ると、鍋以外の「目をひくモノ」も買ってしまうのです。
一目ぼれしやすいモノには、原価が安い商品が多くあります。
文具は、ついカゴに入れてしまう商品です。
100円を無駄に使わないためにも、かごに入れるときには「魅力度」ではなく「お得度」で判断するようにしましょう。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)
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