- 週間ランキング
VT連動型の投資信託「SBI VT」誕生 「楽天VT」とコスト比較、乗り換えの必要はあるかを解説
まずは投信積立について説明します。
≪画像元:投資信託協会≫
投資方法の1つとして人気なのが「投資信託(ファンド)」です。
個別の企業などの株を購入するのではなく「投資家から集めた資金を、専門家が株式・債権などに投資運用する商品」とされています。
多数の企業の業績の変動を専門家が日々分析しながら運用するため、手堅い運用成績が特徴です。(元本を保証する物ではありません)
上記はSBI証券での、筆者の本記事執筆時点の運用成績です。
2022年に入り株価はかなり変動しており、急落・急騰した企業も多数ありました。
そんな荒れた相場の中、投資信託2銘柄合計で+16%以上という運用成績だったのが実際に分かっていただけたかと思います。
≪画像元:SBI証券≫
前述の通り、手堅い運用が期待できる投資信託を、SBI証券では三井住友カードで積み立てする事でVポイント(=三井住友カードで貯まるポイント)がもらえます。
投資と聞くと高額な予算が必要に感じられるかもしれませんが、最低投資額100円から始められるのも魅力的です。
≪画像元:SBI証券≫
サービス概要ページでは最大2.0%とありますが、積立決済をするクレジットカードの種類で貯まるポイントの付与率が異なります。
2.0%、1.0%が付与されるカードはいずれも3万3,000円、5,500円と、高額な年会費を必要とするカードであるため、投資信託目的で持つことはお勧めできません。
本サービスを手堅く利用するなら年会費無料で作れる「三井住友カードNL(ナンバーレス)」がおすすめで、積立額の0.5%分のVポイントが付与されるのに加え、下記の通りコンビニ3社やマクドナルドで多くのポイントが貯まる使いやすい物となっています。
新たに各種三井住友カードを作る際に同時にSBI証券の口座開設もできるため、比較的簡単に始められるのも、魅力の1つです。
≪画像元:三井住友カード≫
暗号資産がもらえるキャンペーンを紹介します。
≪画像引用:三井住友カード≫
三井住友カードでの投信積立を行うのであれば最大3万円分の仮想通貨XRP(リップル)交換券が貰えるこのキャンペーンの併用もおすすめです。
XRPとは暗号資産の代表的な物の1つで、国内でもビットコインなどと並んで、多くの販売所・取引所で取り扱いのあるアルトコインと呼ばれる物です。
※「アルトコイン」という名前の暗号資産があると思われる方もいるのですが、アルトコイン=Alternative Coin(代替のコイン)ということでビットコイン以外の通貨の総称となります。
≪画像元:三井住友カード≫
キャンペーン条件を達成するのはとても簡単で、上記キャンペーンスケジュールに沿っていずれかの三井住友カードでの投信積み立てを「設定している」・「新たに設定した」ら、上記ページからキャンペーンにエントリーするだけ。
後は、設定どおりカード決済で積立が成功すれば達成されます。
このキャンペーンの驚くべきポイントは「登録したカードでのお買い物利用した金額も対象となる」点。
積立は100円からでも対象となるので、普段から三井住友カードでお買い物している人であれば従来貰えていたVポイントに加えて、3%分の暗号資産が追加でもらえることになるのです。
利用額の3%=最大3万円相当が付与されるので、購入上限は約100万円。
付与上限を狙って…というキャンペーンではないかと思いますが、普段使いのカードの還元率が+3%になると考えるとかなりお得と言えます。
(3)XRP付与時の注意点
≪画像引用:SBI VCトレード≫
付与されるのはXRP交換「券」であり、利用するにはSBI証券に加えて「SBI VCトレード」という暗号資産販売・取引所の口座を開設する必要がある点。
口座開設はキャンペーンの達成条件ではありませんが、口座がないと結局手に入らないので、未開設の人はエントリーと合わせて手続きをしておきましょう。
≪画像元:SBI VCトレード≫
また暗号資産は価格変動が大きいため、上記スケジュールで行われるXRP交換の際に、瞬間的にXRPの価格が下落していると想定しているよりも低い金額しか付与されない可能性がある点はご留意ください。
もちろん、想定以上の価値になっている可能性もありますので、暗号資産については十分理解してからエントリーしましょう。
投資に関しては元本保証がないため、当然ながら元値を割って損をする可能性は大いにあります。
しかしこうした、新規ユーザー獲得のためのお得なキャンペーンを利用すれば、手堅く0.5~2%分をポイントで確実に手に入れたり、暗号資産が手に入ったりと付加価値を得られます。
誰にでもお勧めできる物ではありませんが、将来の資産形成のためこうした機会はぜひ利用していただけたらと思います。(執筆者:遠藤 記央)
SBI証券が投資信託の移管手数料を全額負担「投資信託出庫手数料全額キャッシュバックキャンペーン」を恒久化 楽天証券と真っ向勝負の新プログラム「投信お引越しプログラム」の概要
「NISA」や「つみたてNISA」検討する前に知っておきたいこと、考えておきたいこと
投資信託で「S&P500」と「VTI(全米株式)」投資するならどちらがおすすめか解説