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楽天経済圏でのゆるーい暮らし、それでも23万ポイント獲得の内訳や要因を分析
≪画像元:楽天銀行≫
同じ金融系サービスの楽天銀行と楽天証券は、口座連携(マネーブリッジ)させるとお得です。
楽天銀行の普通預金金利が年0.10%(税引後年0.079%)となります。
しかも、普通預金残高がいくらでも関係ありませんでした。
しかし、4月1日以降は残高に応じて、金利が以下のように改悪されます。
・ 300万円以下の部分:年0.10%(税引後年0.079%)
・ 300万円を超える部分:年0.04%(税引後年0.031%)
300万円以上の普通預金残高がある人は、超えた分の金利が改悪されるのです。
≪画像元:楽天銀行≫
楽天銀行には、「ハッピープログラム」というサービスがあります。
通常より楽天ポイントを多くもらえるなど、お得がいっぱいのサービスです。
その1つに、楽天証券での「投資信託の残高」があります。
これまではの獲得条件は、「一定の残高を保有している場合」でした。
4月からは、「一定の残高を月末時点の残高が、はじめて達成した場合」に変更されます。
これにより、投資信託の残高を増やし続けないと、このポイントは毎月もらえなくなってしまいます。
≪画像元:楽天証券≫
楽天証券の投信積立を楽天カードで支払うと、これまでは一律1%還元でした。
しかし、2022年9月買付分からは、ファンドの信託報酬のうち販売会社が受け取る手数料が0.4%未満の場合、還元率が0.2%に改悪されます。
決済方法を楽天キャッシュに切り替えれば、従来通り1%還元が可能です。
≪画像元:楽天グループ株式会社≫
楽天市場では、100円(税込)利用ごとに、楽天ポイントが1ポイント還元されるのが基本です。
4月1日からは、ポイント還元対象金額が「税込 → 税別」に変更されます。
楽天市場なら、100円(税別)利用ごとに1ポイント還元となるのです。
100円(税込)の商品を買っても、4月1日以降はポイント還元がありません。
しかも、楽天市場のみならず、楽天トラベルや楽天西友ネットスーパーなど、改悪は18サービスに及びます。
≪画像元:楽天グループ株式会社≫
楽天サービス利用に対するポイント還元と同様に、「SPU」のポイント還元対象金額も、「税込 → 税別」に改悪されます。
「SPU」とは、楽天のサービス利用状況に応じて、楽天市場利用時の還元率がアップするプログラムです。
また、「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払っていると、還元率が+1倍になりますが、4月1日以降は新規受付を停止します。
さらに、楽天モバイル、楽天トラベルなど12サービスについては、対象金額が「クーポン利用前の税込 → クーポン利用後の税別」と厳しくなります。
≪画像元:楽天証券≫
そして楽天証券についても、SPUの条件が厳しくなります。
これまでは、楽天ポイントコースを設定して500円以上のポイント投資をすると、+0.5倍でした。
4月1日以降は、以下のように厳しくなります。
・ マネーブリッジを設定する必要あり
・ 当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託):+0.5倍
・ 当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済):+0.5倍
≪画像元:ANA≫
楽天ポイントをANAマイルに交換している人も多いでしょう。
マイルはあるけど飛行機に乗らない方は、「ANAマイル → 楽天ポイント」の交換もあるかもしれません。
これまでの交換レートは、「1万ANAマイル → 1万楽天ポイント」でした。
しかし、4月1日以降は「1万ANAマイル → 8,000楽天ポイント」に改悪されます。
同一年度内3口目以降の交換は、「1万ANAマイル → 4,000楽天ポイント」に改悪されますので、交換するならお早めに。
≪画像元:楽天カード≫
楽天カードの海外旅行傷害保険は、6月1日より以下の点で変更があります。
携行品損害は、これまで年間20万円(3,000円免責)のところ、対象外です。
また、楽天カード・楽天ゴールドカードは、これまでは賠償責任が2,000万円のところ、3,000万円にアップします。
今回は、2022年4月以降に改悪される楽天経済圏の主なサービスを、まとめて紹介しました。
地味に厳しいものが多いですが、それでも楽天経済圏は非常に魅力的です。
変更点を把握した上で、対策を取ってください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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