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PayPayカードの上乗せ効果、連動で還元率は0.5→2.5%に 使えるならPayPay一択で
一定期間内に「15万円」使うと「1万円相当」もらえるキャンペーンを考えます。
実際に、継続して開催中のVIASOカード入会キャンペーンはこの通りです。
こうした際に優先すべきなのは、ポイント還元率ではありません。
VIASOカードは通常は還元率0.5%に過ぎませんが、このキャンペーンに関していえば6.67%の還元です。
入会キャンペーン以外にも、次の機会があれば積極的に還元率の低いカードも使いましょう。
「Yahoo!公金」「モバレジ」や各都道府県の税金支払サイトで、クレジットカードで支払える税金は数多くあります。
税金のカード払いは一般の買い物と違い、決済手数料を利用者が負担します(納付額の0.8%~1.2%程度)。このためカード払いを敬遠する人もいます。
実際、電子マネー(nanacoやWAON)やQRコード決済で手数料なく支払う方法も存在しますが、1%前後の手数料を支払っても、カードのキャンペーン開催中ならお釣りがきます。
楽天カード等、税金支払がキャンペーン対象にならないカードも一部あるので気を付けてください。
年会費実質無料の「セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード」は、電子マネーQUICPayにセットして使うと3.0%還元となります。
破格ですがこのカードを入手した私は、「d払い」にセット(合計還元率1.0%)し、QUICPayより高頻度で使っています。
理由は次の通りです。
セゾンカードのキャンペーンだけでなく、d払い独自のキャンペーンを併せて達成すれば一石二鳥です。還元率の低下を気にしている場合ではありません。
au PAYカードの入会キャンペーンにも今年参加しました。
このカードはau PAYへのチャージで合計還元率1.5%となりますが、あえて還元率の低くなるPayPay(1.0%…カードの還元率のみ)にセットして使っていました。
PayPayで使えば、キャンペーンの上限利用額を達成するのが容易だからです。一方au PAYにチャージしても、利用実績にはならないのです。
完全キャッシュレス派も、現金を使って得をすることがあります。
au PAYで、ローソン銀行ATMでチャージすると5%のPontaがもらえるキャンペーンが2021年にありました。
au PAYカード等でチャージすると1.0%のPontaをもらえるわけですが、これより高い還元率です。
その後、PayPayでも現金チャージのキャンペーン(抽選)がありました。
キャッシュレスだからと決めつけずに、現金を使うべきシーンにも目を配りましょう。
クレジットカードで損して得取る実例をご紹介しました。
最近ではキャンペーンも多角化し、工夫次第でポイントより多額の割引を得られる機会も増えています。
決済について固執すると損をしてしまいます。常に視野を広げ、柔軟に対処していきたいものです。(執筆者:沼島 まさし)
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