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「お金がない人」は見た目で分かる ゆとりのなさが「身だしなみ」に表れていませんか?
筆者も社会人になったばかりの頃は浪費癖がひどく、カードを使いすぎて支払いが困難になることがありました。
結婚を機にお金の使い方を考えるようになって、
「なぜお金を使ってしまうのか」
「無駄遣いしないためにはどうしたら良いか」
と深掘りしていくうちに、自分のお金の使い方を俯瞰できるようになりました。
今では年間250万円貯金できています。
自分の浪費癖を直したいと感じているなら、浪費の原因を探って対策をすることが大事です。
浪費癖の特徴と、その状況に陥らないための解決方法をご紹介します。
「欲しい」と思った時に衝動的に買い物をすると、欲求が満たされて、買ったもの自体には興味がなくなってしまう場合があります。
欲しいものの優先順位リストを作って、今欲しいと思ったものは他のものより優先順位が高いか比べる癖をつけると良いです。
欲しいと感じた瞬間は欲求が高まっていて商品の良いところばかり注目しがちですが、他のものと比較することで冷静に商品の価値を見ることができます。
また「ひと晩寝ても欲しいなら買う」など、保留期間を設けておくのもおすすめです。
「寝て起きたら、そこまで欲しくなくなっていた」という人も多いはずです。
お買い得品のまとめ買いや「〇点以上で割引」「〇円以上で送料無料」など一見お得に見える情報に翻弄されていると、必要な量以上に買い過ぎてしまう可能性が高いです。
割引きされていなくても(送料を払っても)欲しいものかどうか考えて購入すると、必要のないものを買ってしまうリスクを避けられます。
お買い得だからなんとなく欲しいのか、本当に自分に必要なものがたまたま安くなっているのか判断することが大事です。
「今日は何もやる気がしないから外食しよう」という経験がある人も多いでしょう。
たまの外食は気分転換になりますが、無計画な外食は家計を圧迫します。
日持ちする缶詰やレトルト・インスタント食品を常備しておくと、非常食にもなるのでおすすめです。
レトルト食品でもひと手間加えると、手抜き感がなくなります。
わが家ではご飯の上にレトルトカレーとチーズをのせて焼いたカレードリアや、焼き鳥の缶詰を使った親子丼が人気です。
ゲームや電子書籍など、1回は少額でもちりが積もると大きな請求金額になることがあります。
手軽に楽しめるスマホアプリは、上限金額を意識することが大事です。
どうしても減らせない場合は、スマホのスクリーンタイムで「課金を許可しない」に設定しておく方法もあります。
課金したい場合には再設定する必要があるので、衝動買いを防ぐことができます。
カードの使用状況を把握できていないと、請求書が来てから使い過ぎにあせることになります。
速報をアプリで確認できる場合もありますが、反映に時間がかかるため、その都度記録を残しておいた方が安心です。
家計簿アプリならレシートを撮影するだけで、自動で家計簿をつけてくれます。
買い物をしたらアプリに記録しておく癖を付けると、最新のカード使用状況を確認できます。
どうしても予算内におさまらない場合は、残高を意識しやすいプリペイドカードにするのも手です。
貯金をするために欲しいものを我慢する生活は、ストレスがたまって長続きしません。
浪費癖を直したいなら、自分はどんなときに無駄遣いをするのかを理解して、その状況にならないために対策をしておくことが大切です。(執筆者:川井 奈央)
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