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YouTubeで「月収5万円」を超えるまでに要した期間、収益化の分岐点、現在の単価
筆者がせどりから撤退した理由は、下記のとおりです。
2. スキルが育ちにくいと感じた
3. 正統なビジネスとは言いにくい感覚があった
それぞれ詳しく解説していきます。
筆者がおもに行っていたのは、インターネットや実店舗からモノを仕入れてAmazonで販売する方法です。
当時販売していたものは単価が高く、なおかつ小型なものを多く仕入れていました。
しかし扱っていた商品が悪かったのか、かなり高頻度で悪質なクレームを受けています。
中には商品すり替えや、全く問題がないのに使用してリターンしたものまでさまざまです。
当時は時間がない中で効率を考え、時間の貴重さを考えながら取り組んでいました。
そのため無価値なクレームで精神をすり減らし、「自分にはおそらく向いていないだろう」と判断しています。
もちろん今思えば、扱う商品を変えたり販売場所を変えたりすればよかったのかもしれません。
ただ同じクレームでも、自分に非があって改善できるタイプのものなら納得が行きます。
せどりでは難しいなと感じたのも事実です。
せどりはリサーチ力やツールの使い方、知識でどんどん売上を伸ばしていけます。
しかし基本的にやることは同じです。
より安く仕入れて、販売するだけ。
仕組み化するにしても、自分のやっていたことを細分化したり規模を大きくしたりするだけです。
ここで得たものを使って、次は何に活かせるだろう?と考える瞬間がよくありました。
もちろん今でもその得たものは、非常に重要な役割を果たしている実感があります。
組織化においても、一般的な社会生活では得難い経験です。
「同じことをずっと続けるのではなく、この得たものを使って違うことをしよう」と思い、次のステップへと移っています。
おそらくせどりを続けられる方は、考え方としてしっかり割り切れている部分があるからだと思います。
しかし筆者の場合、どうしても割り切れない部分がありました。
転売目的で悪質な買い占めはしていませんし、あくまで安く仕入れたものを正規価格で販売しています。
その状態でも胡散臭さがあったというか、長くは続けられない感覚がありました。
そもそもモノを売るビジネスが向いていなかったのかもしれません。
せどりに違和感を覚え続けた筆者は、メーカーに直営業をかけて直接商品を卸してもらう販売スタイルを始めました。
実店舗やネット上で安い商品を仕入れていたときとは違い、このときは非常に達成感があったのを覚えています。
リサーチを行う必要もありませんし、多くの商品を仕入れてとにかく販売していました。
せどりを続けるのであれば、1つの選択肢として、メーカー直販ルートを確立させるのもおすすめです。
結果として筆者の場合は個人で取引をしていたため、大手の仕入先に取られて途中でやめました。
その流れで月間50万円ほどあったせどりはタイミングが来たと思い、撤退を決めています。
単純にせどりは向いていなかったと思いますが、非常に良い経験となりました。
向いていないと思いながらここまで売上を伸ばした体験談は、一定の信頼があると思っています。
もし今からせどりをやろうと思っている方がいたら、当記事も参考にしながら取り組んでいただけますと幸いです。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)
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