ふるさと納税に「Costco Japan(コストコジャパン)」メンバーシップ特典が返礼品になっている自治体があります。


カークランドシグネチャーのPB商品や食品など、ここでしか買えない商品があり、ダイソンなどの電化製品やおむつなどのベビー用品も安いと評判のコストコですが、節約する家庭にとってはコストコメンバーシップと呼ばれる年会費がかかることがネックです。


自己負担額2,000円のふるさと納税でコストコの年会費を払えるなら、行ってみたいと感じる人もいそうです。


筆者も「楽天ふるさと納税」でコストコメンバーシップ特典を返礼品にして利用しました。


結果、楽天ポイントもついて年会費4,840円が実質自己負担額810円となりました。


注意すべき点も含め、体験談として紹介します。



【コストコ】会員に聞く「ごはん作りが楽になる」おすすめ商品5つ

「楽天ふるさと納税」でコストコメンバーシップ特典が返礼品の自治体


楽天ふるさと納税で「コストコ」と入力すると、いくつかの自治体の返礼品がヒットします。


コストコのメンバーシップ特典を返礼品としている自治体は5つ見つかりました。


【1. 富山県射水市】














【2. 神奈川県川崎市】














【3. 石川県野々山市】














【4. 宮城県富谷市】












【ふるさと納税】コストコ ゴールドスターメンバー クーポン [0068]

価格:17500円(税込、送料無料)(2021/10/31時点)




楽天で購入






【5. 千葉県木更津市】














(順不同)


寄付金額は1万7,000円~1万8,000円で、返礼品は「ゴールドスターメンバークーポン」です。


ゴールドスターメンバークーポンとは


コストコのゴールドスターメンバークーポンとは、個人会員「ゴールドスターメンバー」にかかる、年会費税込4,840円の割引に使えるクーポンです。


会員証「ゴールドスターメンバー」は全世界のコストコ倉庫店で利用ができ、無料家族会員カード1枚がもらえます。


個人会員には、もう1種類、年会費税込9,900円の「エグゼクティブ会員クーポン」があります。


こちらは現時点、ふるさと納税返礼品にはありません。


ゴールドスター会員と比較すると、エグゼクティブ会員は、年間購入金額の最大2%がリワードとして獲得できたり、会員限定の特別割引クーポンがもらえたりします。


デメリットは指定倉庫に行かなくてはいけない点


ふるさと納税の返礼品で、コストコのゴールドスター会員の年会費を支払わなくてよいのであれば好都合です。


しかし、デメリットもあります。


神奈川県川崎市の詳細を紹介


例として、神奈川県川崎市の詳細を紹介します。














神奈川県川崎市では、「コストコ ゴールドスターメンバークーポン」「入会年会費、更新費用にご利用頂けるクーポン券」が返礼品です。



≪画像元:楽天


ただし、商品概要を見ると



「コストコホールセール川崎倉庫店のみ」


「他倉庫店はご利用頂けません」



とあるため、直接、川崎倉庫店に行き、手続きを取る必要があります。


東京都内でしたら神奈川県川崎市も近いです。


そのため、川崎倉庫店近くに住む人なら問題ないかもしれません。


しかし、遠方に住むなど行けない人にとってはデメリットです。



≪画像元:楽天


一方、富山県射水市の内容欄には「直接ご来店が難しい場合は郵送による対応が可能」とあります。


富山県射水市の場合であれば、直接来店での手続きもできるほか、遠方に住んでいる場合であれば郵送でのやりとりもできます。


このほか、ふるさと納税の基本ですが、「自分が住んでいる自治体」に寄付をしても返礼品を送ってもらえません


川崎市のふるさと納税では川崎市内に住む人、射水市のふるさと納税では射水市内に住む人は返礼品がもらえません


寄付をする前に概要欄や注意事項はよく読んでおく必要があります。


筆者の体験談


筆者は、楽天ふるさと納税で、富山県射水市の「ゴールドスター会員入会費用、更新費用に使える射水倉庫店限定クーポン」を選びました。



・ コストコゴールドスターメンバークーポン年会費(新規入会または更新)が無料


・ 寄付金額は1万7,000円


・ 付与ポイントは1,190ポイント予定



このほか、「毎月5と0のつく日」でしたので、楽天カードの支払いで5倍のポイント(付与ポイント数に「楽天会員」「楽天カード」分は入っているため実質は+2倍ポイント)も付与されます。


ゴールドスターメンバーのコストコ会員になるためには4,840円の金額が必要です。



・ 実質、ふるさと納税では2,000円の自己負担額


・ 楽天ポイント1,190円ポイントが付与される


・ ポイントを1ポイント1円とすると810円相当額で会員になれる計算



コストコのゴールドスターメンバーの年会費4,840円から実費を引くと、4,030円の割引額となり、割引率80%でした。


筆者の場合、810円相当額でゴールドスターメンバーになれたのです。


楽天ポイントのSPUは人それぞれとは思うのですが、4,840円のコストコ会員が実質負担額2,000円になるだけでも割引額は2,840円です。


ふるさと納税を利用することで、年会費の半額以下でゴールドスターメンバーになれることがわかります。


考えてみると、筆者の場合、ふるさと納税の自己負担額2,000円さえ、過去に申込をした他の返礼品ポイントで既に還元されているように感じます。


節税として、ふるさと納税は利用すればするほどお得になります。


筆者は過去にコストコ会員だったものの、年会費が切れるタイミングで更新をせずにいました。


郵送での手間がかかりますが、ふるさと納税の返礼品でコストコのゴールドスターメンバーを選ぶことができれば節約効果は抜群です。


新規会員登録でも更新の登録でも、気軽に選べる返礼品ではないでしょうか。


ふるさと納税でコストコ会員に!


今回は楽天ふるさと納税で紹介しましたが、検索してみたところ「ふるなび」や「さとふる」でも「ゴールドスター会員入会費用、更新費用に使えるクーポン」を返礼品としている自治体がありました。


年末年始の買い出しでコストコを利用したいなら、申請手続きもあるため、早めの行動をおすすめします。


ふるさと納税、2021年の申し込み期間・期限は12月31日です。


しかし、返礼品到着を年内に済ませたいなら、11月初旬の今から動きだしましょう。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)


コストコに1度行ってみたい方へ 年会費(税込4840円)を払わずに行く5つの方法

【コストコ】エグゼクティブ会員の特典紹介 会費の元がとれるかを検証

コストコの「返品保証」を徹底解説 レシートがなくても返品可能な場合も

情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【ふるさと納税】コストコメンバーシップ年会費4840円が「自己負担額810円」相当に 節約家主婦の体験談