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現在楽天関連サービスを使うと、利用した税込価格に対してポイントが還元されます。
ですが2022年4月以降、税込価格ではなく税抜きの本体価格に対してポイント還元へと変更されることが決まりました。
今までは10%の消費税にもポイントが付いていたのに、消費税にポイントが付かないと還元されるポイントはその分減ってしまいます。
なお変更されるのは2022年4月1日以降に利用した金額で、2022年3月31日までに注文または注文確定した金額には今まで通り税込価格で付与となります。
≪画像元:楽天≫
予約商品においては2022年3月31日までに予約していても、4月1日以降に注文確定した商品は還元率が減ってしまうためご注意ください。
楽天市場で買い物をした場合、ポイントが実際にどのくらい減少するのか試算してみました。
ポイント還元率5%で本体価格1,000円、税込み1,100円の商品を購入したと仮定し、送料は考えないものとします。
【変更前】
1,100円 × 5%=55ポイント
【変更後】
1,000円 × 5%=50
ポイント還元は変更前が55ポイント、変更後が50ポイントと、5ポイントの差があります。
変更後の楽天ポイントは
50÷55=0.909090…
1-0.90909090…=0.090909…
となり消費税が10%であれば、今までに比べ9.09%、約1割弱が減ってしまうことになります。
今回の変更の対象となる楽天のサービスは以下の18種類があります。
・ 楽天市場
・ 楽天トラベル
・ Vacation STAY
・ RAXY
・ J-LEAGUE ONLINE STORE
・ 楽天マガジン
・ 楽天西友ネットスーパー
・ 楽天Car
・ 楽天ぐるなびデリバリー
・ 楽天ぐるなびテイクアウト
・ 楽天ビューティ
・ 楽天イーグルス
・ 楽天コレクション
・ 楽天チケット
・ 楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)
・ 楽天シニア
・ 楽天エナジー(楽天でんき・楽天ガス)
・ Rakuten Super English
メインでよく使われる楽天市場や、利用額の大きい楽天トラベルが対象となっているのは残念です。
楽天カード利用分に関しては適用対象ではないため、税込みの利用金額に対しポイントが付与されます。
もともと非課税のふるさと納税も、今回の変更の対象外となっており、今まで通りの還元率で使えます。
今回の付与ルールの変更について、日本経済新聞では以下のように書かれています。
同社は「消費税率の引き上げなど、将来的な税制変更に影響されないポイント運営をするため」と説明する。23年10月からインボイス制度がはじまることなどを見越し、事業者側のポイントに関する処理負担を軽減する目的もある。(引用元:日本経済新聞)
楽天のコメントによると「来的な税制変更に影響されないポイント運営をするため」とのことですが、おそらくこれは建前と考えられ、実際には楽天モバイルの破格のポイント還元が原因ではないかと言われています。
楽天モバイルでは新規契約者に大量のポイント付与、端末購入者にはさらに数万ポイントを還元するキャンペーンを次から次へと開催しています。
そのしわ寄せが来ているとも思えますが、反対に考えると楽天が現在集中的に投資している楽天モバイルは、今が契約する絶好のチャンスとも言えるでしょう。
ユーザーにとってショックの大きい今回の変更ですが、なにか対処法はないか考えてみました。
すでに実践されている人も多いと思いますが、これまで以上に楽天SPUやキャンペーンを意識し、ポイント還元率を上げることが大切です。
税込価格のポイント還元数と、税抜き価格で+1倍したポイント還元数を比較してみました。
【税込価格】
1,100円×9%=99
【税抜価格】
1,000円×9%=90
1,000円×10%=100
このように還元率を9%から10%に上げた場合であれば、もらえるポイント数は元よりも増えます。
楽天サービスを使う前にキャンペーンをしっかりチェックし、お得なキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
楽天経済圏に限界を感じたら、楽天以外のサービスに移行も良いと考えています。
最近拡大しているのは「PayPay経済圏」です。
SoftBankやY!mobileをお使いの方は、Yahoo!ショッピングで還元されるPayPayとTポイントを合わせると、なかなかの高還元率になります。
Yahoo!ショッピングは楽天市場と同等の価格で販売されているものも多く、使い勝手は楽天市場とほぼ変わりません。
LOHACOやヤフオク・PayPayショッピングなど連携しているサイトも多く、キャンペーンも豊富なので高還元を狙えます。
今回の変更は残念ですが、今まで以上にポイント倍増キャンペーンを狙うことで対処も可能です。
楽天は便利でお得なサービスをたくさん提供している事に変わりはないでしょう。
ですが改悪が続いているため、不安感は否めません。
今後の動きも引き続き追って記事にしていきます。(執筆者:西本 衣里)
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