以下は、フィスコ客員アナリストの大石哲之(「ビットコイン研究所)」代表、ツイッター@bigstonebtc)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年5月13日に執筆

ビットコインが無事半減期を迎えた。業界では半減期企画として長時間の討論番組が企画されるなど、大きな盛り上がりをみせた。

日本でもちょっとしたオンラインパーティーが開かれ、普段忙しく顔をあわせられない関係者があつまり、よい機会になった。

さて、半減期だが、すでに日時もきまっていて織り込まれていたこともあり、価格でいえば、半減期直前数時間前に投機的な売りがあったものの、それ以外は平穏に経過しているといえよう。

心配されたマイナーの大量離脱であるが、おこっていない。採算ラインを割るマイナーが続出し、ハッシュレートの大幅低下により、次の難易度調整を迎えるまでのあいだ大きなネットワーク遅延が起こる可能性が指摘されていた。しかしながら、実際のハッシュレートをみると、驚くべきことに減っているどころか増えている。この中でも新規の参入があるということだ。BTC.comの見積もりによれば、5日後に訪れる難易度調整のタイミングでは、約3.38%のプラスになると予想されている。すでに多くのマイナーが半減期にむけて調整をおこなってきた結果であろうし、すでに適応はすんでいると考えてもよさそうだ。

このことからビットコインのファンダメンタルは非常に良好。盤石であるともいっていいだろう。

こうしたファンダメンタルを確認後、半減期のあと半年から1年をかけて上層相場が訪れるシナリオを筆者は予想していた。シナリオ実現にむけて最初の段階は完璧にクリアしたといえよう。

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執筆者名:大石哲之(Tetsu ‘BIGSTONE’ OISHI)
ブログ名:ビットコイン研究所



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情報提供元: FISCO
記事名:「 大石哲之: ビットコイン、半減期後のファンダメンタルは良好【フィスコ・ビットコインニュース】