LINE<3938>は17日、グループ会社で暗号資産(仮想通貨)事業やブロックチェーン関連事業を手がけるLVCが、仮想通貨取引サービス「BITMAX」を提供開始したと発表した。

「BITMAX」はコミュニケーションアプリ「LINE」の「LINEウォレット」タブからアクセスでき、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5種類の仮想通貨を取り扱うとしている。「LINE」上から簡単にアクセスでき、さらには1,000円からの取引が可能であるため、初心者でも簡単に少額から取引できることを特徴としている。

仮想通貨においては世界最高水準の技術を提供する米BitGo Inc.のウォレットを採用するほか、ウォレット管理にはコールドウォレット(インターネットと接続せずに仮想通貨を保管するウォレット)を導入することで、安心・安全のセキュリティ対策を講じているという。

また、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」と連携することで、スピーディな日本円の入出金が可能としており、「LINE Pay」ですでに本人確認を行っている者であれば、「BITMAX」での本人確認手続きを短縮することができるようだ。

LINEの仮想通貨事業にいたっては、シンガポールのグループ会社LINE TECH PLUS PTE. LTD.が2018年7月より、日米以外に展開するグローバル仮想通貨取引所「BITBOX」をオープンしていた。その後、LVCは2019年9月に資金決済法に基づく仮想通貨交換業者への登録が完了したと発表しており、今後は、日本国内でのサービス提供の準備を進めていくと伝えていた。同社の動向が注目される。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 LINE子会社、仮想通貨取引サービス「BITMAX」を提供開始【フィスコ・ビットコインニュース】