米証券取引委員会(SEC)は、ProSharesのビットコインETF、ProSharesショートビットコインETFの申請の承認の可否を問う判断を23日までに行わなければならない。この申請は、ProSharesTrustとニューヨーク証券取引所(NYSE)Arcaが連結して昨年12月にSECに提出された。

申請によると、このETFの価値は、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、またはシカゴ・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物の価格により決定される。

SECによるビットコインETFの申請承認に関しての判断は、今のところ、却下または先送りのみ。直近では、Cboeが提出したビットコインETF「SolidX Bitcoin Shares」(ヴァン・エック社(VanEck)とソリッドX社(SolidX)が提供)申請に関する承認判断を9月に先送りした。

先月には、世界最大の仮想通貨取引所ジェミニの運営をしているウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFを却下。ビットコイン取引のほとんどが海外の投機家、投資家により行われており、米当局の取り締まりの力が及ばないこと、価格操作の可能性などが依然、懸念材料となっているようだ。

仮想通貨ビットコインは22日、急伸。1BTC=6500ドル(72万円)を回復した。ビットコインETF申請承認への根強い期待に買いが再燃した可能性がある。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 SEC、ProSharesのビットコインETF申請を判断へ、23日期限【フィスコ・ビットコインニュース】