米国証券取引委員会(SEC)が、ビットコイン(BTC)の上場投資信託(ETF)について世論調査を行ったところ、今年4月に当局が得た回答数の10倍に上る90以上の回答が寄せられたことを明らかにしている。

ビットコインのETFは、今月米有数のデリバティブ取引所であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)がSECに対して申請を行ったことで再度注目を集めている。過去数年にわたってアメリカ国内で複数の企業がSECに対して仮想通貨のETF申請を行ってきたが、まだ承認に至ったケースはない。

SECが先月、ビットコインやイーサリアムについて「有価証券ではない」と公式見解を出した後のタイミングで申請された今回のCBOEのビットコインETF申請がどのような結果となるか、個人投資家の注目が高まっているということができる。一部投機筋は、SECが今回のビットコインETFが承認されることになれば、期待感から仮想通貨相場は大きく上昇すると見ている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコインETFへの期待感高まる=米SECの世論調査【フィスコ・ビットコインニュース】