バイナンスのCEO、ザオ氏は日本の金融庁が同社の日本での営業停止命令を出す可能性もあるとした報道を否定した。この報道に対し、ザオCEOはツィッターで、「日経はジャーナリズムの無責任さを露呈した。我々は日本のFSAと建設的な対話をしており、何の命令も受けていない」とした。また、「我々が日本の当局と対話をしている間に、当局が我々に伝える前にメディアに情報を流すことは理にかなわない」と加えた。

日本の金融庁が世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスに対し、日本での無登録での営業に警告を出す方針だと日本経済新聞が報じた。この報道を受けて一時警戒感が広がり、仮想通貨相場は下落。報道では、FSAが日本での営業停止を通告する可能性も指摘された。

否定報道を受けていったん下げ止まったものの、戻りも鈍い。CBOEビットコイン先物(4月限)は8530ドル、CMEビットコイン(3月限)も8535ドルとそれぞれの安値圏で推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 バイナンスのザオCEO、日本当局による警告報道を否定【フィスコ・ビットコインニュース】