ビットコイン(BTC)のライトニング・ネットワーク(LN)の開発を手掛けるLightning Labsが、安全性やセキュリティのほか、フォールトトレランス機能を備えるBTCのメインネット上で動作するオプションを持つlnd 0.4-betaのリリースをし、同時に250万ドルの資金を調達したことを発表した。その出資者には米ツイッターCEOジャック・ドーシー氏や米テスラやスペースXの投資家ビル・リー氏など、シリコンバレーで大きな影響力を持つ著名投資家らが並ぶ。

これまで、BTCは取引処理速度や秒間で処理できる取引数などが他の後発仮想通貨との比較で劣っており、特に秒間の取引処理数などは既存のVISAなどに比べて大いに少なかった。BTCにおけるネットワーク改善(取引処理能力拡大)の面で重要となる同技術によって、手数料低減や決済時間短縮などが今後期待されよう。決済手段として普及する際の課題とされてきた事項の解決に向けて一歩前進したとみられる。




<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 BTCライトニング・ネットワーク、β版がリリースへ【フィスコ・ビットコインニュース】