米商品先物取引委員会(CFTC)が、仮想通貨に関連した詐欺行為に対抗するため、国外の金融当局と連携していることが明らかになった。

CFTCのJ・クリストファー・ジャンカルロ委員長が7日、米下院予算委員会による来年度の予算に関する公聴会において、世界の証券規制当局でつくる証券監督者国際機構 (IOSCO)と欧州の規制当局と議論を行ったことを伝えたと米誌フォーブスが報じている。

ジャンカルロ委員長は2月6日に開催された米上院銀行委員会の公聴会にて、仮想通貨に関して米証券取引委員会(SEC)と米財務省、米連邦準備制度理事会(FRB)と協働し、新たな法的措置を議会に要請することを検討していることを明かした。各規制機関による個別の規制の寄せ集めである現行の規制体制には抜け穴があると指摘し、誰が何をどのように規制するのか明確化することが必要だと主張している。同委員長は7日のヒアリングの中で、新たな規制の方針を明らかにする時期については不明だと伝えた。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米商品先物取引委員会(CFTC)、仮想通貨関連の詐欺対策について国外金融当局と連携【フィスコ・ビットコインニュース】