米証券取引委員会(SEC)は7日、規制されていないディジタル資産取引のオンラインプラットフォームに関する声明を発表し、投資家にオンラインプラットフォームの取引に十分に注意するよう警告した。米国規制当局による取り締まりの強化は仮想通貨市場を圧迫させる可能性がある。SECの警告を受けて、仮想通貨ビットコインは心理的節目の1万ドルを再び割り込んだ。

SECは発表した声明の中で、「投資家がディジタル資産を売買する際、オンラインプラットフォームの人気が高まっている」と指摘。加えて、「もし、プラットフォームが連邦証券法下の取引所としてサービスを提供している場合、プラットフォームはSECに登録しなければならない」とした。連邦規制当局の骨組みは投資家を保護し、犯罪から人為的操作を阻止することを目的とするとした。

SECのスタッフはSECに登録し規制に守られているように見える多くのオンラインプラットフォームがそうではないことに懸念を表明。いくつかのプラットフォームは厳しい基準を使用し質の高いディジタル資産のみ扱っているとしているが、SECはこういったプラットフォームが選択している資産の基準の見直しをしていない。どのように注文が実行されるかなどのトレーディング慣習がSECの基準を満たしているかどうかの見直しも行っていない。多くのプラットフォームが見せているオーダーブックの信憑性にも懐疑的見方を示した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 SECが声明発表、規制されていない取引所での仮想通貨売買を警告、BTC1万ドル割れ【フィスコ・ビットコインニュース】