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4日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比109.14ポイント高(+0.09%)の127427.53で引けた。日中の取引レンジは127177.66-129627.13となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。貿易黒字の拡大が好感された。3月の貿易黒字は74億8300万米ドルとなり、前月の53億800万米ドル(改定値)と予想の70億米ドルを上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退や中東情勢の緊迫化などが圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3407.57 +0.35%
4日のロシア株式市場は9日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.98ポイント高(+0.35%)の3407.57ポイントで引けた。日中の取引レンジは3392.06-3409.62となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米利下げ期待の後退なども足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74227.63 +0.47%
4日のインドSENSEX指数は小反発。前日比350.81ポイント高(+0.47%)の74227.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.00ポイント高(+0.36%)の22514.65で取引を終えた。
前半は軟調な展開が続いたが、後半は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。世界銀行は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.6%から7.5%に引き上げた。パキスタンやスリランカなどの急成長がインド経済に好影響を与えると指摘した。また、2023年度の間接税収額が予想以上に伸びたことも財政支出の拡大期待を高めた。
【中国本土】休場
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