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連休明けとなる1日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1115.65ポイント安(-0.87%)の126990.45で引けた。日中の取引レンジは126771.80-128658.86となった。
買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げの先送り観測が指数の足かせとなった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、軟調な経済指標も成長の加速期待を後退させた。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.6となり、前月の54.1を下回った。
【ロシア】MOEX指数 3363.29 +0.92%
1日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比30.76ポイント高(+0.92%)の3363.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3343.66-3367.34となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.7となり、前月の54.7を上回った。一方、米利下げの先送り観測が再び高まっていることが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74014.55 +0.49%
1日のインドSENSEX指数は強含み。前日比363.20ポイント高(+0.49%)の74014.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.10ポイント高(+0.61%)の22462.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能だとの見方が好感された。また、海外からの送金が再び拡大しているとの報告も経常赤字の縮小観測を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3077.38 +1.19%
1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.21ポイント高(+1.19%)の3077.38ポイントと3日続伸した。
中国経済の先行き不安がひとまず後退する流れ。官民発表の今年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想を上回ったことが好感された。うち国家統計局などが発表した製造業PMIは50.8に達し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに回復している。
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