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19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比442.43ポイント安(-0.37%)の117845.78で引けた。日中の取引レンジは117627.67-118457.81となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米金利の上昇が嫌気され、売りは継続。また、経済指標の悪化も圧迫材料となった。7月の経済活動指数は前年比で0.66%となり、前月の2.37%(改定値)と予想の1.00%を下回った。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。一方、成長予想の上方修正などが引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3083.85 -1.64%
19日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比51.33ポイント安(-1.64%)の3083.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3054.25 - 3141.38となった。
朝方はプラス圏に回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州連合(EU)がロシアに対して第12弾の制裁を用意しているとの報道が嫌気され、売りは継続。また、通貨ルーブル安もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、米長期金利の上昇などが外資の流出懸念を強めた。
【インド】休場
【中国本土】上海総合指数 3124.96 -0.03%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.98ポイント安(-0.03%)の3124.96ポイントと小反落した。
米中の金利動向が気がかり材料となる流れ。米国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が20日午後(日本時間21日未明)に公表される。国内では、中国人民銀行(中央銀行)があす20日(日本時間10時15分ごろ)、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する予定だ。結果を見極めたいとするスタンスが重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き下げるなど、当局の景気支援スタンスが下値を支えている。
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