ハンセン指数の構成銘柄では、香港不動産デベロッパー大手の新世界発展(17/HK)と石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)がそろって2.8%安、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が2.2%安、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)と金融大手グループのHSBC(5/HK)がそろって1.8%安と下げが目立った。このほか、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が高寄り後に売られ1.5%安。同社株は、本日から算出・公表がスタートした「ハンセン科技指数(Hang Seng TECH Index)」を構成する組み入れウエートが上位に位置する。他の組み入れ上位銘柄では、美団点評(メイトゥアン・ディエンピン:3690/HK)が3.0%安、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が3.1%安で引けた。ハンセン科技指数は0.8%高で寄り付き、一時は2.2%上昇したものの、中盤から下げに転じ1.3%安で終えている。