週明け13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比35.50ポイント(1.21%)安の2903.71ポイントに反落した。上海A株指数も低下し、36.58ポイント(1.19%)安の3041.67ポイントで取引を終えている。9~10日にかけて開催された米中閣僚級協議に進展が見られなかった事態を受けて、米中貿易摩擦の悪化が懸念された。
金融株が下げを主導する。中国人寿保険(601628/SH)が5.85%安、新華人寿保険(601336/SH)が3.87%安、中国平安保険(601318/SH)が3.36%安で引けた。  バイク製造、農薬化学肥料株も安い。力帆実業集団(601777/SH)が5.92%安、隆キン通用動力(603776/SH)が3.44%安、安徽広信農化(603599/SH)が9.85%安、揚農化工(600486/SH)が3.65%安と値を下げた。半面、開発区、新規上場株、プラスチック製品株などが上昇している。
貨建てB株も値下がり。上海B株指数が3.32ポイント(1.11%)安の296.25ポイント、深センB株指数が9.10ポイント(0.94%)安の963.71ポイントで終了した。  なお、香港市場は13日、仏誕節のため休場。14日から取引を再開する。

【亜州IR】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 13日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で反落、貿易摩擦の激化を嫌気