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調査によると、情報セキュリティ対策が「十分」と回答した割合は52.6%で、「おおむね十分だが改善の余地はある」との回答を含めると91%に上った。
一方で、過去1年間にセキュリティインシデントを経験した企業は63.4%に達し、十分な対策を行っているとしながらも、多くの企業がインシデントに直面している状況が明らかになった。
具体的には「メールの誤送信」が最も多く、次いで「ランサムウェア攻撃」「マルウェア感染」「外部からの不正アクセス」が挙げられた。
役職別では、経営層の68%が「十分対策している」と回答しており、現場との認識の差が指摘されている。
また、SaaSベンダー選定時に「第三者機関による認定」を重視する企業が45.2%で最多となり、技術基準の評価が十分に行われていない傾向も浮かび上がった。
この調査は、2024年11月22日から11月25日にかけてインターネット上で実施された。 <ST>