アドテクノロジーの新規分野への取り組みとしては、2023年3月に旧GMOアドマーケティングが、車両広告プラットフォーム「WithDrive」を展開する(株)Essenと資本業務提携した。これにより、Essenに対する車両ラッピング広告によるマーケティング支援を強化し、屋外広告OOH(Out of Home=看板や駅構内広告など家庭外の広告全般)や、DOOH(Digital Out of Home=OOH広告の一種で、デジタルサイネージなどデジタル技術を活用したOOH広告)市場における新たな価値の創出を目指す。同年7月には、インターネットメディア各社が独自に提供する運用型広告プラットフォームを、トレーディングデスク形式(広告主の出向媒体や広告配信の設計、入稿作業、広告運用、予算配分、レポーティング、分析まで一貫して運用する形式)で運用する「GMO MediaDirect」の提供を開始した。広告主における広告運用管理負担の軽減や入札額抑制を両立し、広告効果の最大化を実現するサービスである。